『金田一少年の事件簿』第4話名バイプレーヤー岡山天音に反響「すごい演技力」「出たらまず犯人だと思う」

5月22日に放送されたドラマ『金田一少年の事件簿』（日本テレビ系）第4話（File03）のストーリーをおさらいしつつ、今後の見どころに迫ります（画像出典：『金田一少年の事件簿』公式サイト）。

2022.05.23

道枝版・金田一一が好評のドラマ『金田一少年の事件簿』（日本テレビ系）。5月22日に放送された第4話（File03）のストーリーをおさらいしつつ、SNSで話題のコメントとともに今後の見どころを紹介します。

第4話（File03 白蛇蔵殺人事件）のおさらい

家族旅行で白蛇村を訪れた金田一一（道枝駿佑）と美雪（上白石萌歌）は、とある殺人事件の犯人・鬼門影臣を追う剣持警部（沢村一樹）と遭遇。旅館の女将、鏡花（りょう）によると、白蛇村は白い蛇を神様の使いとして崇めているといいます。

一と美雪、剣持が合流すると、顔をマスクで隠した怪しげな男が隣接する酒蔵に入っていくのを目撃します。そこは白神家が代々営む造り酒屋「白蛇酒造」で、音松（小野武彦）が社長として酒造を守り、鏡花は音松と懇意にしている様子。マスクの男は音松の次男・蓮月で、5年前の火事により行方不明だったものの、失っていた記憶が戻り2カ月前に帰宅。火事の後遺症で顔や声は変わっているが、DNA鑑定で血縁関係は証明されているとのことでした。

身元がはっきりしたことで引き下がった一たちは、杜氏見習いの鷺森（岡山天音）の案内で、職人の黒鷹（寺島進）らが作業する酒造を見学します。その矢先、樽の中に浮かぶ蓮月の死体を発見。殺害された時間に唯一蔵の中にいた長男・左紺（吉田悟郎）が疑われますが、姿を消した左紺は酒樽内で首を吊った状態で発見されました。

「白蛇様の天罰だ」と取り乱す音松。一たちが事件の謎を探り始めると、白神家一族の愛憎渦巻く真実が浮かび上がってきます。白神家には5年前の火事を機に失踪した黄介（辻岡甚佐）という三男がいました。代々長男が酒蔵を継いできたものの、音松は跡取りに次男の蓮月を指名。長男の左紺は蓮月を疎んでいました。周囲は、左紺と仲が良かった黄介が、蓮月の修行中に放火し失踪したと考えていました。

そんな中、遺体解剖の結果、蓮月は剣持が追っていた殺人犯・鬼門だったと判明します。数々のピースから殺害のトリックを暴いた一は、真犯人が鷺森であることを導き出します。鷺森の正体は、三男・黄介だったのです。誰よりも音松や白蛇酒造を大切に思っていた黄介は、ひょんなことから知り合い酒造をのっとろうと企んでいた鬼門や、酒造を売ろうとしている左紺を始末し、白蛇酒造を守ろうとして犯行に至ったのでした。

後日、鏡花が後妻業の詐欺で逮捕されたことを知った一と美雪。白蛇様の天罰を恐れ鏡花と再婚せずにいた音松は、「白蛇様のおかげ」で助かったのかもしれないと語り合うのでした。

岡山天音の名演技に称賛続出

1話完結のためか、原作では深く描かれていた鏡花の背景などが割愛されており、Twitterでは「りょうさん勿体ない気がした」「1話だと事件と謎解きだけ抽出する形になるよね」など、少々物足りなさを感じたという声も見られました。一方で、「まさかの犯人。岡山天音の演技すごい」「岡山天音が出てきたらまず犯人だと思う」「パトカーの中での天音くん泣くシーン切なくて見入った」など、名バイプレーヤー・岡山天音さんの演技力に称賛が寄せられました。

また、「少しずつはじめちゃんらしさが出てきたよね」「ダジャレ言ったシーン、みっちーのはじめちゃんらしさが出てきて凄い良かった」「これまでの金田一は美雪を女の子として意識してる気持ちが多少はありそうだったけど、道枝版は無自覚でキュン連発してくる厄介な幼なじみって感じ」「上白石萌歌の美雪はほんとうに原作に近くていいな」など、令和版はじめちゃん×美雪のキャラクターや距離感にも注目が集まっています。

5月29日放送の第5話（File04）は「トイレの花子さん殺人事件」。佐木（岩﨑大昇）の親戚がやっている民宿に誘われた一と美雪は、2人の仲を近づけようとする佐木にけしかけられ、民宿で合宿中の美大生4人と肝試しに参加することに。そこで殺人事件が起こり――。一の謎解きはもちろん、美雪と一の仲の進展や佐木の活躍にも期待です。