※本記事で紹介している商品の購入やサービスの利用により、売上の一部がオールアバウトに還元されることがあります。
“適当な仕事”でいい人ほど使うべき「ツテの力」
たとえば、介護施設でデスクワークの管理業務をしたがる人は、自分自身を過大評価しているタイプです。もちろん、このタイプはシニア転職市場で苦戦します。
しかし、自分を過小評価する人も、安く買い叩かれてしまう可能性があるので注意してください。
買い叩かれないために、シニア転職というゲームのルールをしっかり押さえておきましょう。
転職ルートの強さは、「天下り>ツテ>ヘッドハンター>転職エージェント>ハローワーク」の順になります。
天下りは最強のルートです。ただ、官公庁や自治体、銀行、大手企業など一部に限定されるので、ここではあまり参考になりません。
次に強いルートが「ツテ」です。平たく言えば、知人や友人、取引先からの紹介で転職する方法です。これは誰にでも可能性があるので、もっともおすすめです。
通常、シニア転職は、大手・中堅企業から中小企業やベンチャー企業へという流れが多いのですが、「ツテ」だけは大手から大手、場合によっては中堅から大手への転職も可能にするドリームルートなのです。
「ツテ」につながる過去の「人間関係検索」
ある企業の海外事業部で管理職だったNさんは会社に愛想を尽かし、海外駐在だったにもかかわらず、50代で辞めてしまいました。
まわりは心配しましたが、幼稚園から大学までを擁する学校法人にスムーズに転職することができました。前職とはまったくの畑違いで、教育に携わった経験もないのに「なぜ?」と不思議に思っていたら、知人の「ツテ」でした。
その学校法人はグローバル化を進めていて、海外の教育機関と交渉中でした。Nさんは教務部長として、そのプロジェクトのマネジメントを任されました。
民間企業で、海外のタフネゴシエーターたちとの交渉に慣れ、大きな訴訟もハンドリングしていた実績が買われ、白羽の矢が立ったのです。
「これといった強みがない」と思っている人は、まずは「ツテ」につながる過去の「人間検索」を絶対にやってください。
<ポイント>
「強みがない」のはあなたの錯覚かもしれません。土俵が変われば、重宝される可能性大。
著者:大塚寿(作家・エマメイコーポレーション代表取締役)
1962年、群馬県生まれ。株式会社リクルートを経て、サンダーバード国際経営大学院でMBAを取得。現在は、オーダーメイド型企業研修を展開するエマメイコーポレーション代表取締役、オンライン研修「営業サプリ」を運営する株式会社サプリCKO。1万人を超えるビジネスパーソンへのインタビューを行い、著書多数。



