親の負担をラクにする! 今日からできる「引き算」の受験サポート
では、具体的にどのようにして心のゆとりを取り戻し、家庭内の雰囲気を整えていけばよいのでしょうか。ここからは、親御さんが無理なく伴走を続けるために今すぐ実践したい3つのアプローチを紹介します。「全部やる」ではなく、「やることを絞る」
タスクの多さにもプレッシャーにも、効果的なのが「やることを絞る」引き算の思考です。「あれもこれも完璧にこなさなきゃ」と思っていると、親子ともに追い詰められてしまいます。受験後期は、塾から出される課題をこなすだけでも精いっぱいなはず。これが最低限だと思っていることをやり切るのも難しいでしょう。そんなときは、「最低限これだけはやる」という水準のバーを下げてください。
小6の夏であれば、「塾の授業の復習を最優先として、宿題は全部やらなくていい」と決めるのもアリです。具体的な目安としては、迷わずスラスラ解けた問題は繰り返さなくてOK。逆に、時間をかければ解ける問題や、時間をかけても解けない問題は、優先的に残しましょう。「間違えた問題の解き直し」を最優先にする、というシンプルな基準で十分です。「これはやらない」と決めることが、心の負担をグッと軽くするコツです。
学習面では塾を頼り、ペースメーカーに徹する
親御さんが勉強を見てあげている場合には、もっと塾を頼ってもよいでしょう。もちろん、全て塾にお任せというわけにはいきませんが、勉強のつまずきは「塾の講師に聞いてみて」と手放してもよい部分です。学習のペース配分は親の役目・勉強を教えるのは塾の役目、というように塾を頼れる部分は頼ってください。それだけでも、サポートに割く時間や精神的な負担は軽くなるはずです。
子どもへの声かけは、「勉強をどこまでやるか」といった計画と進捗確認のみに。「もっと頑張りなさい」と言いたい気持ちが生まれても、ペースメーカーに徹することを意識しましょう。



