有名な金運・恋愛神社ほど要注意? 「開運するはずが不調に……」参拝者が陥る落とし穴

有名な金運・恋愛神社ほど注意が必要? 欲望や執着が集まる場所は、時に「逆パワースポット」化してしまうことも……。『神様がいる神社 いない神社』の著者が明かす有名神社の注意点を紹介します。(画像出典:PIXTA)

参拝者の「焦りや執着」で逆パワースポット化も…
有名な神社ほど、参拝者の「焦りや執着」で逆パワースポット化することも……
「宝くじが当たる」「縁結びで有名」——そう聞くと、どうしてもご利益を求めて足を運びたくなるもの。しかし、『神様がいる神社 いない神社』(飛鳥新社)の著者・あらかし時雨氏は、「人気の金運・恋愛神社ほど注意が必要」と言います。

実は、切実な願いが集まる有名神社ほど参拝者の“執着や念”が渦巻き、場合によっては「逆パワースポット」のようになってしまうことがあるのだそう。

ご利益を得るはずの参拝で、重い気をもらわないためにはどうすればいいのでしょうか。今回は本書より一部を抜粋し、有名神社を訪れる際に必ず知っておきたい「参拝の心得」と「おすすめの時間帯」を紹介します。

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有名な金運・恋愛神社ほど「重い念」が渦巻く?

有名な神社には、さまざまなご利益があります。

宝くじ当選で知られる神社。恋愛成就で有名な神社。健康や足腰守護で信仰を集める神社。ご利益が強いほど、当然ながら人は集まります。

けれど霊的な視点で見ると、その中でもとくに注意が必要なのが、金運系と恋愛系の有名神社です。

理由は単純です。

この二つは、人の願いの中でもとくに執着を生みやすいからです。

金銭の願いは、生活苦、焦り、物欲、見栄と結びつきやすい。

恋愛の願いは、独占欲、未練、寂しさ、復縁願望と結びつきやすい。

どちらも、「どうしても手に入れたい」「思い通りにしたい」という気持ちが強まりやすく、そのぶん念も重くなります。

有名な金運神社や恋愛神社には、そうした強い願いが全国から集まります。

しかも、切実であればあるほど、そこに込められる念は強くなります。

神社には、本来そうした念を浄化する力があります。

神様の力、境内の木々、水、風の流れ——そうしたものが、持ち込まれた重たい気を少しずつ洗い流してくれます。

けれど、有名神社では、その浄化が追いつかないほど人の念が集まることがあります。

そうなると境内は、本来の澄んだ気の場ではなく、参拝者の願望や執着で満ちた場所になってしまうのです。

激しい頭痛と吐き気……神社が“逆パワースポット”化する瞬間

私は、都内の某神社にあるパワースポットとして有名な井戸で、まさにそれを感じたことがあります。

その井戸は一時期、「浄化の力がある」「待ち受けにすると運気が上がる」と大きく話題になりました。

もともとは、たしかに力のある場所だったのでしょう。

けれど、私が訪れたときは、井戸に近づくにつれて頭痛と吐き気がしてきました。あれは明らかに、人の念の影響でした。

実際、井戸の前には長蛇の列ができ、人々は携帯電話を手に写真を撮り、幸運を持ち帰ろうとしていました。私はその空気に耐えられず、井戸を見ずに引き返しました。帰宅後もしばらく気分の悪さが残り、数日ひきずったほどです。

つまり、もともとは浄化の力を持つ場所であっても、それを上回るほどの人の欲や願望が集まれば、一時的に逆パワースポットのようになることがあるのです。

繁華街に行くと妙に疲れる人がいますが、それは単に人混みが苦手だからとは限りません。そこに満ちている欲や焦り、色欲や金欲のような念を受けている場合もあります。金運神社や恋愛神社でも、同じことが起こります。

本来は開運のために訪れたはずなのに、そこで強い念を受けてしまい、気持ちが沈む。やる気が落ちる。ツキが逃げる。そうしたことは、十分あり得るのです。

有名であること、ご利益で知られていることと、自分にとって本当によい神社であることは、必ずしも同じではありません。
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