小学生のうちにやっておきたい背景には「家族時間の変化」がある
では、家族旅行や祖父母との時間、自然体験などを、保護者はなぜ「小学生のうちにやっておきたい」と考えているのでしょうか。理由を見ていくと、家族の思い出を残したいという前向きな思いと、子どもの成長に伴って家族で過ごす時間が変わっていくことへの実感が重なっていることが分かります。小学生のうちにやっておきたい理由は「友だち時間の増加」と「思い出づくり」が上位
家族で過ごせる時間が短くなる前に、旅行やお出かけ、自然体験などを通じて、親子で振り返れる思い出を残したいという保護者の意識がうかがえます。
中学生になると部活動や受験勉強で忙しくなるし、次第に親離れしていき友達との付き合いを優先するようになるから。特に泊りがけの家族旅行はできるだけ小学生のうちにしておきたい。(野良黒さん / 岩手県 / 小6女子保護者)
子どもが成長すれば親子で出かけることも減るので、小学生のうちにたくさん一緒に楽しめる思い出を作りたいと思った。大人になるにつれて買い物がメインになるだろうから、体験できるようなお出かけスポットに連れてきたいと思っている。(U-ヒマさん / 愛知県 / 小4女子保護者)
家族で過ごすことのできるのは小学生までだと思っています。できるだけ小学生のうちにたくさんの経験をさせてあげたいし、心にも記憶にも残るものになって欲しいと思っています。それが将来、家族で過ごした時間の思い出として記憶に残ってくれていたら私自身も嬉しいことだと思っています。(amiさん / 山形県 / 小4男子保護者)
小学生のうちに「自立の基礎力」を築く体験をしたいという声も
保護者の声からは、小学生のうちに体験しておきたい理由として、「自立のための基礎力」を身につけてもらいたいという思いも読み取ることができました。
例えば、キャンプや川遊び、料理、家庭菜園、防災体験、地域のお祭りなどは、単なるレジャーではなく、自然との向き合い方や生活の知恵、社会や地域との関わりを学ぶ機会として捉えられているようです。
中学生になると部活などで忙しくなると思うので、自然や世の中のシステムに触れて、生きるための基礎能力を高めておきたいと思っています。危険もあるしお金もかかることなどを通して世の中はどのように回っているのかを伝えていきたいと思います。地域の祭りではコミュニティの意義や文化などについて学べると良いと思っています。(わたもんさん / 石川県 / 小5男子保護者)
できる体験や、楽しいことは全てさせてあげたい。また、楽しみながら料理や生活の知恵など自立に向けての勉強をさせていきたい。(笹舟さん / 茨城県 / 小4女子保護者)
頭の柔らかいこの時期に、色々な刺激と日本という社会に生きているということを学べるような体験をしてほしい。歴史や文化、スポーツ、いろいろな視点で。将来、日本の何かを応援できるような人材になってほしいと思う気持ちがあります。(ぽんぽんさん / 東京都 / 小5男子保護者)



