慶應や青学のママはバーキンが普通? 名門校のドレスコードより重い「新しいママ格差」とは【中学受験】

「慶應や青学のママは全員バーキン」という都市伝説は本当? 雙葉や白百合など名門私立校に実在する「暗黙のドレスコード」や、服装でひんしゅくを買うママの共通点を中学受験関係者が激白。(画像出典:Shutterstock)

ホテルで高級ランチ? ママ友お茶会のリアル

では、そういった名門校のママ友同士のお茶会やランチ会は、やはり高級ホテルのラウンジや三ツ星レストランなのでしょうか?

「全然そんなことないですよ。普通にスターバックスやタリーズに入ります。ランチ会も、高くても3000円前後。特に小学校から通わせているママたちは、日常的にお茶やランチをしているので、1回あたりの出費は賢く抑えています」(青学中等部のママ)

お金よりも、むしろシビアなのが「時間の格差」です。

「お金の差より時間の差ですよね。帰国子女のママたちは専業主婦が多いから、時間の感覚が違うんです。ドリンクバーがあるお店で何時間もおしゃべりを楽しんでいますが、こっちは働いているからそうはいきません」(頌栄のママ)

共学の付属校に子どもを通わせるあるワーママは、入学当初に大企業勤務のサバサバしたママと仲良くなりました。しかし、そのママはある時期から、専業主婦グループと頻繁にお茶をするようになったそうです。

「気になって探りを入れたら、どうやら彼女、会社で左遷されたみたいなんです。急に暇になったから専業主婦たちとつるんでいたんですね。私の中堅企業なら、不要な人材は地方に飛ばされて終わりなのに、大企業はクビにせず社内ニートにさせてくれるんだ……と、別の意味で『勤務先格差』を痛感しました」(共学付属校のママ)

格差にモヤモヤし、同僚に愚痴をこぼしたところ、こんなアドバイスをされたと言います。

「そのママと仲良くしていれば、専業主婦が持っている貴重な学校の情報がとれるんじゃない?」

そう言われて、嫉妬をするのを止めたとのことでした。

「確かに、どの先生の性格がどうだとか、有益な情報をたくさん持っているんですよね(笑)」(共学付属校のママ)

現代のママ友格差は、お金よりも「時間」に移り変わっているようです。共働き家庭が増えたからこそ、その内部での「時間のゆとり格差」が切ない問題として浮き彫りになっているようです。

次回は、生徒同士の交流で発生する「予想外の費用」について見ていきましょう。
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この記事の執筆者:四谷 代々 プロフィール
塾の偏差値表やパンフレットには載らない、学校ごとの「カラー」や「本当の校風」を熟知する中学受験関係者。しがらみのない立場から「塾や学校が親に絶対に言わない不都合な真実」を発信する。
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