「見くびり過ぎていました」10年ぶりの東京ドーム公演で圧倒された「2PM」という“野獣ドル”のすごみ

【K-POPの歴史を作ったグループたちの復活と現在地】今回は、先日10年ぶりとなる東京ドームライブを終えた「2PM」をフィーチャー! “野獣ドル”という新境地を開拓し、30代になっても輝きを増す彼らの魅力とは? ※画像:2PM Japan Official 公式X

色気とパワーが共存するボーカルJun. Kが背負い続けた「重責」

矢野:そういえば前回は2PMのボーカルの話をしていませんでした。

ゆりこ:メインボーカルは今も昔もJun.Kさんなのですが、最初はリードボーカルでジェボムさんというメンバーがいたんですよ。ソロアーティストや起業家として活動していて、新人グループLNGSHOTのプロデューサーとしても活躍中のJay Parkさんのことなのですが。

矢野:えっ!? Jay Parkさんは元2PMなんですか? 最近、千葉雄喜さんとコラボしていましたよね。全くイメージできないです……。

ゆりこ:はい、その彼です。今や韓国のR&B、HIPHOP界を率いる存在ですよね。千葉雄喜さんとの『アニョハセヨ』ではラッパーとしての実力を発揮していますが、彼はめちゃくちゃ歌もうまいんですよ。個人的に、韓国で5本の指に入るボーカリストなのではないかと思っています。そんな彼が諸事情により、デビュー後すぐに脱退してしまいました。本来であればJay Parkさんの甘美な声とJun.Kさんのハスキーな声、対極にあるようなダブルセクシーボイスで売っていく予定だったんでしょう。

矢野:いきなりの脱退。Jun.Kさんのプレッシャーはすごかったでしょうね。

ゆりこ:本当にそう思います。結果的にJun.Kさんの歌唱力はメキメキ上がっていきましたし、今や彼の声は2PMの音楽面での“顔”だと思います。東京ドーム公演で、テギョンさんが「1日目と違って2日目はちょっと緊張がほぐれてきた」と話す中、Jun.Kさんは「僕はまだ2日目でも緊張しています」と言ったんです。メインボーカルとしての重責、そして彼のパートは高音も多く、外せない難しいところばかり。そりゃあ、そうですよねって思いました。

矢野:ほかにボーカルを主に担当しているメンバーはいるんですか?

特技は演技だけにあらず! 多才過ぎるジュノの人気を再確認

ゆりこ:意外かもしれませんが、ジュノさんもサビや高音パートを任される、ボーカルの柱としての役割が強いんです。

矢野:今では「売れっ子俳優」のイメージが強くて、もしかしたら歌って踊る姿を見たことがないファンもいるかもしれません。

ゆりこ:今回、ライブ中に「初めて2PMのライブに来た人~?」というMCがあったんですが、思った以上に手が挙がっていました。きっとドラマからジュノさんにハマった人も多かったんじゃないでしょうか。ジュノさんが出てくるたびに大歓声が上がっていました。

矢野:僕ももともと演技者としてのジュノさんしか知らなかったので、初めて2PMのパフォーマンスを見たときは「な、な、なんとマルチな才能の持ち主……!」と衝撃を受けました。

ゆりこ:あんなに歌って踊れる多才な人だって知ったら、確実にほれ直しますよね。そして、忘れてはいけない! 何でもできるオールマイティなメンバー、ウヨンさんです。

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曲の第一印象を決める“導入担当”でメインダンサー・ウヨンの魅力
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