中学受験で今、狙うべきは神奈川の学校。「偏差値バブルとは無縁」な“実力校”の実名

都内では偏差値の「バブル」が起こる一方、神奈川の私立校には、教育の質も進学実績も抜群な「狙い目の実力校」が数多くあります。偏差値表の数字だけでは見えない、成熟した学校選びの視点を紹介します。(画像出典:PIXTA)

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「偏差値」より「中身」。神奈川の学校選びで親が知っておくべきこと

もちろん、偏差値や実績だけで「狙い目」と判断するのではなく、学校ごとの教育の特色を見極めることも不可欠です。

中学受験PREX塾長の渋田隆之先生は、学校選びの視点についてこう指摘します。

「私立校にはそれぞれ特徴があり、基礎学力を伸ばすことを重視する学校もあれば、探究学習中心の学校もあります。後者の場合、英検や数検などの対策を家庭で補完する必要もあり、全てを学校任せにすることは難しいでしょう」

これは、基礎学力を重視する学校であれば何もせずとも学力が伸びる、という意味ではありません。

むしろ、どのような教育方針の学校であっても、入学後にその環境を生かしきれるかどうかは、家庭での学習習慣やサポートの在り方にかかっています。

中学受験の対策において、塾に通わせるだけで安心するのではなく家庭での管理が重要であるのと同様に、入学後も「学校に全てを委ねる」のではなく、家庭と学校がそれぞれの役割を果たすことが求められます。

納得のいく「一校」と出会うために

神奈川の中学受験は、ある意味で偏差値至上主義から解放された、非常に成熟した状態にあるといえます。

渋田先生も、「学校と保護者がパートナーになれば、6年間は最高の時間になります」と言います。

家庭の方針やお子さんの適性に合った学校を選ぶためには、学校説明会や文化祭の見学などに足を運ぶことが必要です。合同の説明会も開催されているので、気になることは積極的に質問していきたいところです。

こうした学校選びの中で、神奈川の学校を選択肢に入れることも検討してみてはいかがでしょうか。
2万人の受験生親子を合格に導いたプロ講師の 後悔しない中学受験100 親が知っておきたいこと、できること
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渋田隆之さん プロフィール
国語専門塾の中学受験PREX代表、教育コンサルタント・学習アドバイザー。神奈川大手学習塾で中学受験部門を立ち上げ、責任者として20年携わる。2022年7月に中学受験PREXを立ち上げ、現在も継続して中学受験の最前線に立ち続ける。国内最大の受験人数を誇る首都圏模試センターの中学受験サポーターも歴任し、中学校と受験生の橋渡しとなる情報提供を日々行っている。著書に『2万人の受験生親子を合格に導いたプロ講師の 後悔しない中学受験100』(かんき出版)など。
杉浦 由美子
この記事の執筆者: 杉浦 由美子
ノンフィクションライター
キャリア20年の記者。『女子校力』(PHP新書)、『中学受験 やってはいけない塾選び』(青春出版社)など単著は14冊。『ダイヤモンド教育ラボ』、『ハナソネ』(毎日新聞社)『マネーポストWEB』(小学館)などで取材記事を寄稿している。趣味は取材。 ...続きを読む
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