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正解はない。自分の生き方を振り返るための「斜め」の視点
——最後に、「処世術」というとある種「人の役に立つ話」ということだと思うのですが、『斜め45度の処世術』はどんな風に読んでもらいたいですか?小川さん:僕は人にこうするといいですよ、とか言えるような人間ではないので、教えを乞うというよりは、他の人がどういう風に考えてどう生きてるか、ちょっと見てみようくらいの感覚で読んでもらうのがちょうどいい気がします。
処世術って、何か1つの正しい答えがあるのではなくて、その人自身が自分の人生の中で自分なりに折り合って見つけていくものなので、こんな生き方や考え方をしている人間もいるんだなと、自分の生き方や考え方を振り返るための参考にしてもらえればと思います。
本書を読みながら、家族関係や友人関係、仕事の人間関係などを「斜め」に見る思考をたどっていくと、きっとさまざまな気付きを与えてくれるでしょう。視点を少し変えれば、驚くほど心は軽やかになります。
ぜひ、本書を通じて、小川さんの「斜め」な考え方に触れていただき、自分の生き方を考えるヒントにしていただければと思います。 ※売上の一部がオールアバウトに還元されることがあります
1986年千葉県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程退学。2023年に『地図と拳』で第168回直木三十五賞を、『君のクイズ』で第76回日本推理作家協会賞を受賞。ほかの著作に『君が手にするはずだった黄金について』『スメラミシング』『火星の女王』などがある。『君のクイズ』は2026年、映画化が決定している。
この記事の執筆者:大野真(おおの・まこと)プロフィール
フリー編集者/ライター。編集プロダクション、出版社勤務(書籍編集・雑誌編集)を経てフリーランスに。主な制作担当書籍に上野憲示監修『決定版 鳥獣戯画のすべて』(宝島社)、本郷和人著『「ナンバー2」の日本史』(ハヤカワ新書)、島村恭則著『これからの時代を生き抜くための民俗学入門』(辰巳出版)など。



