塾通いが始まった小4のわが子を見て、そんな不安を感じている保護者も多いのではないでしょうか。
本格的な中学受験塾に通い始めると、授業の難易度や帰宅時間の遅さ、宿題量の多さなどで生活リズムは大きく変わります。真面目な子ほど無理をしてしまい、睡眠不足や疲労が重なることもあるでしょう。
早稲アカ・駿台で25年以上受験指導に携わる西村創先生に、小4が入塾直後に疲れやすい理由のほか、保護者ができる現実的なサポートについて話を伺いました。子どもの“頑張り”をどう見極め、どこでブレーキをかけるべきか、一緒に考えていきます。
「塾のリズムに慣れず、疲れ切っているように見えます」
塾・学習塾検索サイト「塾選」のアンケートに寄せられた、保護者からのリアルな相談にお答えします。
【CASE】
小学4年生・女子性格:真面目で責任感が強く、出された宿題は最後まできちんとやり切ろうとするタイプ。一方で体力にはあまり自信がなく、疲れが溜まると感情の起伏が大きくなることも。
【今回のお悩み】
ペンネーム:りんごジャムさん(小学4年生 保護者)冬期講習から塾に通い始め、帰宅は20時過ぎ。夕飯やお風呂、学校の宿題を終えると、就寝はどうしても22時半を回ります。翌朝は7時前に起床。明らかに睡眠が足りておらず、授業中に集中できているのか心配です。
最近は大好きだった読書やピアノも「疲れたから」とやらなくなり、週末も家でぐったり。生活が「学校と塾」だけになっているように感じます。
まだ通い始めたばかりで、本人は「塾は辞めたくない」と言います。この生活を続けられるのか。親として、どこでブレーキをかけるべきなのか分からず悩んでいます。
入塾直後に小学生が疲れやすい理由とは?
塾に通い始めたばかりのときは、メンタル面と体力面の両方で負担がかかります。
メンタル面では、学校とは違うコミュニティーに入ることになるため、目に見えないプレッシャーがかかります。
帰宅が20時を過ぎる本格的な中学受験塾であれば、授業内容も学校より格段にハイレベルです。集中して授業を受けるだけでも大きな消耗につながります。さらに、電車などの通塾による移動時間も体力を奪う要因になります。



