登録者数が急増中のYouTubeチャンネル「柴犬スティーブ【コーギーと猫を添えて】」。柴犬・スティーブ、コーギーのハル、猫のディス子の3匹と飼い主夫妻のゆるくて温かい日常が人気を集め、SNS総フォロワー数は90万人を突破しています。
そんな話題のチャンネルが書籍化された『柴犬スティーブ白書』(辰巳出版)は、完売書店が続出し発売後3日で増刷が決定!
今回はその中から、「動物病院」と「スキルアップ」をテーマにした2話をピックアップ。飼い主“とーさん”へのインタビューとともにご紹介します。
「動物病院」について考えてみた
かかりつけ動物病院は散歩圏内。コースの途中で通り過ぎるたび「行こう」と引っ張るほど、そこがお気に入りなスティーブだが診察中は神妙な面持ち(写真参照)。優しい先生ご夫妻に会いたい気持ちが診察の恐怖感よりも勝っているのだろうか。
「スキルアップ」について考えてみた
スキルアップしたいことは何か? それは「オイデ」を完璧なものにすること。完璧な「オイデ」は思いもよらぬアクシデント時にリードを引くよりも早く、即座にそばに来させ、トラブル回避するための第一アクションになり得るものですよね。それがどうもマイペースでうまくいかないスティーブです。
さらに頭を抱えるのが同居コーギーのハルにも影響が出ていること。なぜかスティーブの真似をするので、完璧だった洋犬ならではの素直な「オイデ」が少しずつ抜けつつあるのです。再教育が必要……スキルアップじゃ!
飼い主“とーさん”にインタビュー!
——スティーブが“病院好き”になったきっかけを覚えていますか?
東京に住んでいた頃ですね。近所の徒歩圏内の動物病院で定期検診や予防接種を受けていたのですが、スティーブは不思議なことに他のワンちゃんと異なり病院を怖がることはありませんでした。
それどころか、動物看護師さんや先生にベタベタにかわいがられて、散歩中でも動物病院の入口に自分から向かっていく。そんなヤツです。
ちなみにですが、ハルもそうです。彼女は「かわいがってもらえる所」なら、そこが何であれどこでもいいんです。ディス子はここ1、2年病院ばかりで、申し訳ない気持ちでいっぱいです。
——「オイデ」訓練で一番大変だったこと・工夫したことは?
なんせ柴犬なので「オイデ」の意味を理解していても、気分次第で来たり来なかったり……そんな感じです。
ただ「スティーブ!」と大きな声で呼ぶとしぶしぶやってきますね。大声で呼ぶと怒られていると勘違いするという意見もありますので、来たらオヤツをあげたりたくさんほめてあげたり、常に心を通わせようと試行錯誤しています。
——スティーブとハルの“性格の違い”で感じる面白さを教えてください。
静と動、柔と剛、水と炎です。そしてこれらを俯瞰で取りまとめる重鎮ディス子。この三者三様の立ち位置が絶妙にバランスが取れており、今日も皆様から愛していただいております。あふれんばかりの感謝! ありがとうございます。
柴犬スティーブch プロフィール
柴犬・スティーブ、コーギー・ハル、三毛猫・ディス子のアテレコ犬猫YouTubeチャンネル。かーさんによる編集と、とーさん作曲の動画内BGMが人気(長男も2025年4月に編集デビュー)。「視聴者さんを笑わせたい!」という思いで、疲れた日々の処方箋になるような動画を制作。地元・香川県の企業をはじめ、さまざまなコラボレーション動画やグッズ製作、日本犬専門誌『Shi-Ba』の連載などで も活躍中。



