人気急上昇中のYouTubeチャンネル「柴犬スティーブ【コーギーと猫を添えて】」。柴犬のスティーブ、コーギーのハル、猫のディス子が織りなす“ユルくて深い日常”が話題を呼び、SNSフォロワーは90万人超。
その世界観を詰め込んだ書籍『柴犬スティーブ白書』(辰巳出版)は完売店が続出し、発売後3日で増刷が決定!
今回はその中から「防災」と「遊び」をテーマに、笑って学べる2話をピックアップ。飼い主“とーさん”へのインタビューとともにご紹介します。
「防災」について考えてみた
各地の大災害や未来の南海トラフの情報を見るたび、スティーブたちと生き残る行動を一生懸命考えます。避難経路、避難袋、備蓄。準備も大変だけど、その後のフローや避難生活など考えることが実は山積み。我が家はまだまだ準備不足。
あくまでひとつの被災生活の可能性ではありますが、1番手をつけやすいのが車中泊シミュレーション。車内に家族とペットが生きていける食料や水分、最低限の生活必需品などを少しでも乗せておこうと思っています。(2024年7月現在)
「遊び」について考えてみた
信頼と実績の、スティーブの「ピプピプアオーン」。ピプピプ鳴らせば確実に遠吠えをするのです。確実です。緊急自動車のサイレンなど、代表的な遠吠え誘発音には一切浮気はせず一途にピプピプ一択です。
時々スティーブ自らオモチャを持参し「鳴らして」と催促をしてきます。初めて遠吠えした時にほめたたえたのが、成功体験となって癖になった? なんていろいろ考えるだけで楽しいのです。
飼い主“とーさん”にインタビュー!
——「防災」をテーマに描こうと思ったきっかけを教えてください。
東京に住んでいた頃、東日本大震災が発生し、私たちの地域も震度6弱の揺れを記録しました。オンボロ借家だったのもあり、家が倒壊するのではないかという恐怖に余震の度に心の底から怯えました。
昨今の南海トラフに対する危機意識も、世間が新たなニュースや話題に盛り上がる度に薄らいでいるような気がします。常に頭の片隅に置くためにも、書こうと思った次第です。
不意に災害が起きたら、スティーブたちがびっくりして飛び出してしまい離れ離れになってしまったらなどと考えたら……。
——実際にご家庭で取り入れている“ペット防災対策”はありますか?
「有事の際に家族単位で確実に避難できる&救助が来るまでの間1%でも生存率を上げる」
それらを考えてキャンピングカーの構想を以前から考えていました。我が家が取り入れている最大の防災対策だと思ってます。
——「ピプピプアオーン」の瞬間、どんな気持ちで見ていましたか?
あーー……ピプピプアオーンしているなぁ……と思って見ております(笑)
柴犬スティーブch プロフィール
柴犬・スティーブ、コーギー・ハル、三毛猫・ディス子のアテレコ犬猫You Tubeチャンネル。かーさんによる編集と、とーさん作曲の動画内BGMが人気(長男も2025年4月に編集デビュー)。「視聴者さんを笑わせたい!」という思いで、疲れた日々の処方箋になるような動画を制作。地元・香川県の企業をはじめ、さまざまなコラボレーション動画やグッズ製作、日本犬専門誌『Shi-Ba』の連載などでも活躍中。



