【横浜18区】読めたら横浜ツウ! 「自然が豊かだと思う区」1位・緑区の難読地名「新治町」の読み方

横浜市緑区の難読地名「新治町」は何と読む? 横浜市民であれば読めるけれど、それ以外の方にとっては正しく読めない、横浜市の難読地名を地域のイベントと合わせて紹介します。

横浜市民でも「え、なんて読むの!?」と驚くような、横浜市内の難読地名をピックアップ!

この記事では、2025年10月19日に「緑区民まつり2025」が開催される横浜市緑区の難読地名「新治町」に注目します。さて、あなたはこの地名を正しく読めるでしょうか?

「緑区民まつり2025」について

緑区役所の西に位置する「新治町」の読み方は?(筆者撮影)
緑区役所の西に位置する「新治町」の読み方は?(筆者撮影)

横浜市緑区は区民相互の交流を深め、区民のふるさと意識を醸成するとともに、地域連帯と団体の活性化を図ることを目的に、毎年10月に「緑区民まつり」を開催しています。

会場は県立四季の森公園、緑区役所・緑公会堂、緑消防署・みどりーむ。体験ブースや飲食物の販売などがあり、一日中楽しめるイベントとなっています。

県立四季の森公園内には、横浜緑ロータリークラブによる、こども動物園が登場。緑公会堂に設けられるステージでは高校生によるダンス、ミニ落語、和太鼓、チアダンスなどが披露されます。

「緑区民まつり」の会場の1つである緑区役所の西に位置する「新治町」は何と読むでしょう?

緑区の難読地名「新治町」の読み方は?

「新治町」の読み方は「にいはるちょう」(筆者撮影)
「新治町」の読み方は「にいはるちょう」(筆者撮影)

新治町は「にいはるちょう」と読みます。

この辺りは、古くは都筑郡榎下村といい、1889年の市町村制施行の際、中山村、十日市場村、久保村、寺山村、台村、上猿山村、下猿山村、鴨居村、本郷村、上菅田村、新井新田と合併して新治村大字榎下となりました。

旧村名を採れば「榎下町」とすべきところ、新たな村の幸先を祝って名付けたそうです。

新治町は1939年の横浜市編入の際、新治村大字榎下から新設されました。そして1969年、緑区の新設にともない、旧・港北区から緑区に編入されました。

ちなみに、新治町がある緑区は、横浜18区で「自然が豊かだと思う区」ランキング(All About ニュース編集部が実施)で第1位となっています。

【関連記事】
横浜18区で「自然が豊かだと思う区」ランキング! 1位「緑区」、2位は?

いかがでしたか? 横浜を訪れた際は、ぜひ難読地名にも注目してみてください。

参考:『横浜の町名』(横浜市市民局)

この記事の執筆者:田辺 紫 プロフィール
神奈川県在住コピーライター。2001年2月より総合情報サイト「All About」で横浜ガイドを務める。2009年4月、第3回かながわ検定 横浜ライセンス1級取得。「横浜ウォッチャー」として、ブログ、SNSを運営。

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