【横浜18区】読めたら横浜ツウ! 神奈川大学の略称に惑わされる難読地名「神大寺」の読み方と歴史

横浜市神奈川区の難読地名「神大寺」は何と読む? 横浜市民であれば読めるけれど、それ以外の方にとっては正しく読めない、横浜市の難読地名を地域のイベントと合わせて紹介します。

横浜市民でも「え、なんて読むの!?」と驚くような、横浜市内の難読地名をピックアップ!

この記事では、2025年10月25日と26日に「神大フェスタ」が開催される横浜市神奈川区の難読地名「神大寺」に注目します。さて、あなたはこの地名を正しく読めるでしょうか?

横浜市神奈川区の難読地名「神大寺」の読み方は?(筆者撮影)
横浜市神奈川区の難読地名「神大寺」の読み方は?(筆者撮影)

大学祭「神大フェスタ」について

神奈川区六角橋にある神奈川大学 横浜キャンパスでは毎年10月に大学祭「神大フェスタ」が開催されています。

期間中は、サークルやゼミの発表をはじめ、生徒たちによる飲食ブースや地域の方々も出店するフリーマーケット、「神大歌うまNo.1」などのさまざまなステージイベントが行われます。

神奈川大学 横浜キャンパスの近くには「神大寺」という地名がありますが、何と読むでしょう?

横浜市神奈川区の難読地名「神大寺」の読み方は?

神大寺は「かんだいじ」と読みます。神奈川大学の略称が「神大(じんだい)」であることから「じんだいじ」と誤読されることが多いようです。

町名は旧村名を採っており、その由来は町の中央付近にある「塩嘗(じょうちょう)地蔵」(塩を供えるいぼ取り地蔵)の近くに、かつて「神大寺」という寺があったことだと伝えられています。

古くは橘樹(たちばな)郡神大寺村といい、1889年の市町村制施行の際、小机村大字神大寺となり、1892年に城郷(しろさと)村大字神大寺となりました。1927年の横浜市編入の際、この区域に神大寺町が新設されました。

参考:『横浜の町名』(横浜市市民局)、「ウィキペディア(Wikipedia):フリー百科事典」神大寺

神大寺がある神奈川区は、横浜18区で「区名がかっこいいと思う区」ランキング(All About ニュース編集部が実施)で第1位となっています。

【関連記事】
横浜18区で「区名がかっこいい」と思う区ランキング! 2位「青葉区」、1位は?

いかがでしたか? 横浜を訪れた際は、ぜひ難読地名にも注目してみてください。

この記事の執筆者:田辺 紫 プロフィール
神奈川県在住コピーライター。2001年2月より総合情報サイト「All About」で横浜ガイドを務める。2009年4月、第3回かながわ検定 横浜ライセンス1級取得。「横浜ウォッチャー」として、ブログ、SNSを運営。

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