【横浜18区】読めたら横浜ツウ! 「老後を過ごしたい区」1位の神奈川区に潜む難読地名「反町」の正解

横浜市神奈川区の難読地名「反町」は何と読む? 横浜市民であれば読めるけれど、それ以外の方にとっては正しく読めない、横浜市の難読地名を地域のイベントと合わせて紹介します。

横浜市民でも「え、なんて読むの!?」と驚くような、横浜市内の難読地名をピックアップ!

この記事では、2025年10月12日に「神奈川区民まつり」が開催される横浜市神奈川区の難読地名「反町」に注目します。さて、あなたはこの地名を正しく読めるでしょうか?

「神奈川区民まつり」について

「神奈川区民まつり」が行われる反町公園の読み方は?(筆者撮影)
「神奈川区民まつり」が行われる反町公園の読み方は?(筆者撮影)

横浜市神奈川区では毎年10月に「神奈川区民まつり」を開催しています。

地域の魅力を発見し、「わが町かながわ」を再認識する機会とするとともに、誰からも親しまれ、「住み続けたい町かながわ」につなげる機会として、区民が自主的に運営する祭りです。

2025年は10月12日に予定されており、100以上の飲食ブースや体験ブースが出店し、にぎやかなステージイベントも行われます。

「神奈川区民まつり」の会場となっているのは反町公園ですが、「反町」は何と読むでしょう?

神奈川区の難読地名「反町」の読み方は?

「反町」の読み方は「たんまち」(筆者撮影)
「反町」の読み方は「たんまち」(筆者撮影)

反町は「たんまち」と読みます。

反町の「反(そり)」の字には、「焼畑または耕作を休んでいる土地」の意味があります。そのことから、反町は「そりまち」と読まれるのが通例でした。

しかし、織物の大きさの単位としても使われた「反(たん)」の字を「反(そり)」と読むことは当時、一般の人にはなじみがなかったようで、「たんまち」と読まれるようになったのではないかと考えられています。また、「段町」が「反町」になったという説もあるようです。

参考:『横浜の町名』(横浜市市民局)

ちなみに、反町がある神奈川区は、横浜18区で「老後を過ごしたいと思う区」ランキング(All About ニュース編集部が実施)で第1位となっています。

【関連記事】
横浜18区で「老後を過ごしたいと思う区」ランキング! 同率2位「鶴見区」「都筑区」、1位は?

いかがでしたか? 横浜を訪れた際は、ぜひ難読地名にも注目してみてください。

この記事の執筆者:田辺 紫 プロフィール
神奈川県在住コピーライター。2001年2月より総合情報サイト「All About」で横浜ガイドを務める。2009年4月、第3回かながわ検定 横浜ライセンス1級取得。「横浜ウォッチャー」として、ブログ、SNSを運営。

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