ヒナタカの雑食系映画論 第182回

『鬼滅の刃 無限城編』の「4DX」レビュー! 鑑賞前に確認したい5つのこと&感涙必至の魅力【ガチ感想】

『鬼滅の刃 無限城編』4DXが素晴らしいクオリティーでした! 見る前に知ってほしい5つのことと、本編を見たからこそ分かった3つの魅力を紹介しましょう。※画像は筆者撮影

前置き4:「MX4D」ではなく「4DX」をおすすめする明確な理由

座席の移動が楽しめる方式には、TOHOシネマズで展開する「MX4D」と、イオンシネマやユナイテッドシネマなどで展開する「4DX」の2種類がありますが、筆者個人としては基本的に4DXのほうをおすすめしています。

その理由の筆頭は、4DXにはMX4Dにない、劇場の上からぽつぽつと降る「雨」、スクリーン手前にはらはらと降る「雪」、ふわふわと舞い上がる「バブル(シャボン玉)」の演出があることです。そして、今回の『無限城編』ではこのうち、特に「雨」が効果的に使われています
また、4DXは劇場によって演出は一律でなく、「雪」と「バブル」の演出がない劇場もあります。例えば、シネマワールドでは4DXの公式Webサイトでは劇場それぞれの演出の表が載っているので、併せてチェックしておくといいでしょう。それでも、個人的に重要だと思えたのは「雨」のみなので、無理に「雪」ありの劇場を選ばなくても良いとは思います。

なお、4DX・MX4D共に、「雨」のほか「前方から吹き付ける水」の演出もあり、こちらが苦手な人は座席横のスイッチでON/OFFが切り替えられます。とはいえ、今回の『無限城編』での前方から吹き付ける水の使用回数はごくわずかで、煩わしくならない程度だと思うので、できればONのままで楽しむことをおすすめします。

前置き5:どこに座るのがおすすめ?

4DXでは基本的にどこの座席に座っても、一律で同じ演出を楽しめます。

一方で、かなり前のほうに座ると、スクリーンの手前に降る「雪」に「触れることができる」といったお得感がある代わりに、劇場斜め上の「フラッシュ」が「やや見えにくくなる」という、ちょっとしたジレンマもあったりします。座席が空いているのであれば、なるべく中央近くの席が選ぶのがベターかもしれません。

さて、ここからは今回の『無限城編』本編における4DXの魅力を紹介します。予備知識なく4DXの演出に驚きたい人は、先に劇場に足を運んでください。

※以下、『無限城編』の4DXの演出の一部を紹介しています。
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本来なら10年かかる「無限城」の広大さを「風」で体感
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