“2人でしかできない”ライブを見せて大盛況だったドームツアー
今回のドームツアーは、前述したとおり2人体制で初となったドーム公演。アルバム『Re:ERA』を携えて行われたもので、最新のKing & Princeを見られました。正直、ドームクラスの広さに対応できるか疑問もありましたが、永瀬さんと高橋さんは2人になってもパワーダウンしていないことを証明。それどころか、2人体制だからこその魅力を、たっぷりとティアラ(King & Princeのファンネーム)に披露しました。ライブは、ダンサーを迎えることでスケール感を演出し、さらにダンスが得意な2人のパフォーマンスも生かされる演出で進行。メンバーが少なくても楽しめる構成を今回のツアーで確立したように感じます。また、2人が向かい合って目を合わせて歌唱する場面もあり、コンビだからこそできる演出も上手に取り入れていた印象です。アイドルとしての演出も入れながらアーティスティックな側面も見せ、多くのファンが感動できるライブを行ったのは見事だと言えるでしょう。演出は2人が考え抜いて作り上げたと取材で明かしていますが、新会社を作ったことで自由度が増し、素晴らしいライブになったのではないかと考えます。
『24時間テレビ』でもKing & Princeの魅力を発揮できるか?
楽曲やライブで進化を遂げたところを見せたKing & Princeですが、4年ぶりとなる『24時間テレビ』も見逃せません。2021年にはメインパーソナリティーとして出演したのですが、今回はチャリティーパートナーとしてスペシャルダンスショーなどに挑戦する予定です。高橋さんは「踊る世界一周」をテーマに、さまざまな個性を持ったダンサーと「We are the No border!!!」と題したダンスショーを披露。国境・人種・障がいなどを超えたパフォーマンスになると説明されているので、どんなライブになるのかいまから楽しみです。さらに、永瀬さんは夜空に「バリアフリーな花火」を打ち上げる企画に挑戦。番組の説明では、「打ち上げ花火を見たことがない」「音を聞いたことがない」という子どもたちや視聴者に向け、光や振動を巧みに取り入れたオリジナル花火大会を見せる予定です。『24時間テレビ』という注目度が高い番組だけに、2人となったKing & Princeの魅力を、より多くの人に認知させるチャンスになるでしょう。 さて、ここまで2人体制になってからのKing & Princeの足跡と、進化してきた歴史をひもといてきました。見えてくるのは、新会社の設立なども含め、常に永瀬さんと高橋さんが前進を続けていることです。2人になったからパワーダウンしたのではなく、新しい活動ができるようになり面白くなっているKing & Prince。私たちが驚くような活動を、今後もさらに展開していくことに期待しましょう。
この記事の筆者:ゆるま 小林
長年にわたってテレビ局でバラエティー番組、情報番組などを制作。その後、フリーランスの編集・ライターに転身。芸能情報に精通し、週刊誌、ネットニュースでテレビや芸能人に関するコラムなどを執筆。編集プロダクション「ゆるま」を立ち上げる。