
All About ニュース編集部では、2025年6月17〜18日の期間、全国10〜60代の男女250人を対象に「日本の城」に関するアンケートを実施しました。
日本全国には歴史と美しさを兼ね備えた城跡や天守が数多く存在しますが、果たして多くの人が“絶景”と感じるのはどの城なのでしょうか?
本記事では、アンケート結果をもとに作成した「絶景だと思う日本の城」ランキングをご紹介します。
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2位:姫路城(兵庫県)/53票
兵庫県姫路市本町にある姫路城は、1609年に築城された日本最古級の現存天守を持ち、国宝・世界文化遺産の両方に指定されています。白漆喰(しろしっくい)が美しく輝く姿から「白鷺城(しらさぎじょう)」とも呼ばれ、大天守と小天守、連なる櫓(やぐら)や複雑な石垣が織りなす構造美も見どころです。桜や紅葉とともに映える景観は、四季を通じて訪れる人々を魅了し続けています。
回答者からは「真っ白な風景は太陽に照らされると光の反射でさらに明るく神々しく見える」(50代回答しない/大阪府)、「ほかのお城と比べると明らかに規模が大きく、当時のまま残っており、また、背景に建物や山などが何もなく、澄み渡る空をバックにみる姿がとても映えてこれ以上にない存在感があるから」(30代女性/兵庫県)、「とにかく美しいから。駅からまっすぐ通る現代の道の奥に、白い荘厳なお城がスカッと見える景色が素晴らしい」(40代女性/滋賀県)などの声が寄せられました。
1位:五稜郭跡(北海道)/57票
北海道函館市の五稜郭は、1864年に完成した日本初の本格的西洋式城郭で、空から見ると星形に広がる設計が特徴です。現在は「五稜郭公園」として一般公開されており、春には約1500本のソメイヨシノが咲き誇ります。五稜郭タワーから一望できる桜の風景は圧巻で、冬には雪に浮かぶ幾何学的な形が幻想的な趣を醸し、年間を通じて多くの観光客を魅了しています。
回答者からは「アニメやテレビで見たことがあり綺麗だと思ったため」(30代女性/愛媛県)、「日本では珍しい、星型の西洋式城郭(要塞)で、桜の名所としても有名で、春に訪れるとピンクに囲まれた星形の景色が見られるから」(40代男性/静岡県)、「行った時におぉー!となりました。一度は見ていて損はない」(40代女性/山口県)などの声が寄せられました。
※回答者からのコメントは原文ママです