
All About ニュース編集部では、2025年6月16日、全国10〜70代の男女250人を対象に、日本の絶景スポットに関するアンケートを実施しました。
その中から、絶景だと思う「日本の渓谷」ランキングの結果をご紹介します。
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2位:黒部峡谷(富山県)/44票
富山県東部、北アルプスの山あいに位置する「黒部峡谷」は、日本でも有数のV字型の渓谷として知られています。深くえぐられた谷底を清流・黒部川が縫うように流れ、その渓谷を走る「黒部峡谷トロッコ電車」が人気を集めています。春の新緑、夏の渓流、秋の紅葉、冬の雪景色と、四季折々に表情を変える自然美が訪れる人々を魅了する秘境感あふれる観光スポットです。
回答者からは「好きなアニメの舞台になっていたからです」(40代女性/福岡県)、「日本一深いV字峡谷としての圧倒的なスケールと、自然の厳しさと美しさが共存する景観が素晴らしいから」(50代女性/兵庫県)、「まだ行ったことはありませんが、黒部ダムが、その建築の過程の物語も含めて好きで行ってみたいと思っていて、黒部渓谷はトロッコ列車で走行するなど、自然と観光を両立させているところがすごいと思うからです」(60代女性/北海道)といった声が集まりました。
1位:高千穂峡(宮崎県)/70票
宮崎県西臼杵郡高千穂町に位置する「高千穂峡」は、阿蘇山の火山活動によって削られた五ヶ瀬川沿いに広がる渓谷で、規則正しく並ぶ柱状節理の岩肌が圧巻の景観を作り出しています。日本神話「天岩戸伝説」にまつわる地としても知られ、峡谷をめぐる遊歩道や貸しボートからは、名瀑・真名井の滝を間近に眺めることができます。滝しぶきと渓谷の深い緑が織りなす風景は、訪れた人の心に鮮烈な印象を残します。
回答者からは「神話のふるさととして知られる場所で、ボートに乗って間近で見られる断崖絶壁の景色が本当にすごいから」(40代男性/静岡県)、「火山の噴火によってできた柱状節理の崖が、まるで人工的に削られた幾何学模様のようで、まさに絶景だと思います」(50代男性/東京都)、「美しい景色なのはもちろん、ボートから眺めることもできまた違った目線から楽しむことが出来るから」(40代女性/愛知県)といった声が集まりました。
※回答者からのコメントは原文ママです