「異次元の才能を感じる女子フィギュアスケート選手」ランキング! 「伊藤みどり」らを抑えた1位は?

All About ニュース編集部は、全国の男女300人に「異次元の才能を感じる歴代女子フィギュアスケート選手」に関するアンケート調査を実施。1位に輝いたのは?(サムネイル画像:伊藤みどりさん公式Instagramより)

All About ニュース編集部は5月8〜11日の期間で、全国20〜60代の男女300人を対象に「フィギュアスケート選手」に関するアンケート調査を実施。今回はその中から、「異次元の才能を感じる歴代女子フィギュアスケート選手」ランキングを発表します。

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同率2位:キム・ヨナ/44票

同率2位の1人目は、キム・ヨナさんでした。

1990年生まれのキム・ヨナさんは、2010年に出場したバンクーバー五輪で金メダル、2014年に出場したソチ五輪では銀メダルを獲得。高いジャンプ技術に加え、音楽性と表現力の豊かさも特徴です。2018年の平昌五輪では広報大使として活動するなど、引退後も国際イベントで活躍しています。

回答者からは、「キムヨナの圧倒的技術力は歴史に残るものだと思いました」(30代女性/東京都)、「技の完成度が高いから」(30代女性/宮城県)、「技術力、表現力ともに高く、見惚れてしまう魅力があると思うから」(20代女性/愛知県)といった声が集まりました。

同率2位:荒川静香/44票

同率で2位に選ばれたのは、荒川静香さんです。

1981年生まれの荒川さんは、2006年に出場したトリノ五輪ではアジア人として女子シングル初の金メダルを獲得。この大会で披露した技「イナバウアー」も大きな話題を呼び、同年の「ユーキャン新語・流行語大賞」で年間大賞に選ばれました。引退後は日本スケート連盟の副会長を務め、現在は解説者としても活躍しています。

回答者からは、「オリンピックで金メダルをとった時の演技が忘れられないくらい印象に残っているから」(40代女性/新潟県)、「異次元の才能を努力で開花させたと思う人です」(40代女性/広島県)、「テクニックや表現力やビジュアルの他に、観る人たちへの温かさも伝わる選手」(60代女性/その他)といった声が集まりました。

荒川静香 Moment ~Beautiful skating~ [DVD]
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同率2位:伊藤みどり/44票

もう1人の2位は、伊藤みどりさんでした。

1969年生まれの伊藤さんは、日本のフィギュアスケート界のレジェンドと呼べる存在です。女子選手としては世界初となるトリプルアクセルを成功させ、1992年のアルベールビル五輪で銀メダルに輝きました。40代になって以降も国際大会に出場しており、2024年には国際アダルト選手権で優勝。フィギュアスケートへの愛情はとどまることを知りません。

回答者からは、「日本の女性選手のパイオニアだから」(20代女性/千葉県)、「日本人で初のトリプルアクセルを決めた方ですし、そのジャンプ高さがものすごく高いからです」(50代女性/大阪府)、「後にも先にも伊藤みどりより優れたトリプルアクセルを飛ぶ選手は、女子にも男子にもいない」(30代女性/宮城県)、「日本の女子フィギュアスケートスケート界の先駆者のような人物であると認識している。女子フィギュアスケートを人口に膾炙させた点に高い才能を感じる」(20代男性/東京都)といった声が集まりました。
 
伊藤みどりのフィギュアスケート・ライフ
伊藤みどりのフィギュアスケート・ライフ

1位:浅田真央/173票

1位は、浅田真央さんでした。

1990年生まれの浅田さんは、日本を代表するフィギュアスケーターの1人。高度なスキルと華麗な演技で世界中のファンを魅了し、2010年のバンクーバー五輪では1大会で3回のトリプルアクセルを成功させた初の女子選手となり、銀メダルを獲得しました。2017年の現役引退後はプロスケーターとして活動しており、アイスショーなどを通してフィギュアの魅力を伝え続けています。

アンケート回答では、「日本のフィギュアを世界レベルにしたから」(20代男性/福岡県)、「トリプルアクセルを武器に世界で活躍し、多くの人に感動を与えた演技力が魅力」(20代男性/群馬県)、「幼い頃から才能を発揮して、次々と記録を塗り替え才能の塊のような方だと思う」(40代女性/新潟県)、「圧倒的なジャンプ力と柔軟な表現力、そして試合での精神力が他の追随を許さないから」(30代女性/東京都)などの理由が寄せられました。
浅田真央 私のスケート人生
浅田真央 私のスケート人生
※回答者からのコメントは原文ママです

この記事の筆者:友野 カイ プロフィール
フリーライターおよび編集補佐。スポーツの現場を取材する傍ら、テレビ好きが高じて複数のエンタメメディアでも執筆。中でもお笑い・バラエティー番組を網羅的に視聴し、エンタメ関連の情報収集源も大半がテレビから。宣伝会議「編集・ライター養成講座 総合コース」修了。
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