“たまアリ”の最寄り駅「さいたま新都心駅」は本当に住みやすい街? 元工場地帯の魅力を確かめてみた
JR「さいたま新都心駅」は、大きなショッピングモールやさいたまスーパーアリーナなど、未来的な風景が特徴的。それ以外は実際に降りてみると何があるのでしょうか?
さいたま新都心駅といえば、駅東側の「コクーンシティ」と西側の「さいたまスーパーアリーナ」が非常に有名。駅前も清潔に整備され、まさに新都心というイメージです。
実際に降りて散策すると大型施設が目立ち、いかにも整然と計画された都市という雰囲気ですが、よく観察すると意外な所にも見どころがありました。
「新たな都心」として20世紀末に誕生したニューシティ
さいたま新都心駅(筆者撮影、以下同)
さいたま新都心駅周辺の成り立ちは1980年代とかなり新しく、旧浦和市・大宮市が「業務核都市」に指定されたことを契機に、開発が始まりました。
1990年代後半からは大規模再開発が行われ、20世紀最後の年である2000年の5月5日に街びらき。そこから25年目となる現在では、埼玉県内でも有数のビジネスセンターとなっています。
駅の東西をつなぐ主要な通路にもなっています
駅改札を出た直後から大屋根がとても開放的。駅開業から四半世紀が経った今もなお、この円弧状の大屋根は未来的な印象を与えます。
カマボコのようにも見えます
この覆い部分を外側から見ると、きれいなチューブ型。その下をJRの電車や貨物列車が通過していきます。
コクーンで迫力の映画体験を!
駅からデッキ直結でかなり遠くまで行けます
まずは、さいたま新都心駅周辺で最も人気のスポットへ。駅の東口に出ると、開放的な空が広がります。
コクーンシティ入口は駅から1~2分ほど
東口デッキに直結しているのが、2015年に全施設が完成した「
コクーンシティ」。「コクーン1~3」という3つの商業施設に「コクーンひろば」「はなみずきウォーク」などの屋外スペースを備え、大型ショッピングタウンとなっています。
この近辺に住んでいる人々にとって便利な買い物スポット
駅から最も近い「
コクーン1」には「紀伊國屋書店」やスーパーマーケット「ライフ」といった普段遣いのお店のほか、数多くのショップなどが入っています。
ドルビーシネマは深い「黒」のコントラストが魅力
コクーン1の2階には大型シネコン「
MOVIXさいたま」も。一部シアターは
鮮やかな映像と迫力の音響を兼ね備えた「ドルビーシネマ」を導入しており、映画ファンならば押さえておきたいスポットです。
コクーンシティは建物ごと、広場ごとに個性あり
あの電気自動車「テスラ」のショールームも入っています
コクーン1と連絡橋でつながった「
コクーン2」は大型量販店「イトーヨーカドー」や「ユニクロ」のほか、フードコート「コクーンキッチン」などが入っています。
駅には近いですが、デッキ直通という訳では無い点には注意
やや小規模な「
コクーン3」は地下1階~地上2階に「ヨドバシカメラ」、3階には「西松屋」や「ダイソー」など。
より普段遣いの印象が強い建物
また、コクーン3と隣接して、「マクドナルド」や保育園などの入った「
パークサイドビル」という小施設もあります。
気温がそれなりな日の休息に良さそう
コクーン3との間は「
はなみずきウォーク」という遊歩道になっており、お散歩にちょうどよさそう。パラソルの付いたテーブル・ベンチもいくつか並んでいます。
コクーン1内部デッキ。回遊型になっています
コクーンシティの良いところは、ただ買い物をするだけのショッピング機能にとどまらず、敷地内を歩くこと自体に「街歩き」のような楽しさがあること。利用者同士や施設間に自然なつながりが生まれるような、回遊性に重きを置いた施設設計がされているそうです。