アルバム『MAGFACT』が大ヒット! 人気を拡大する「Kis-My-Ft2」の2025年前半を振り返る

最新アルバム『MAGFACT』が大ヒットし、メンバーも個人で大活躍中のKis-My-Ft2(キスマイ)。グループとして人気を拡大するキスマイについて、この記事では2025年前半の活動をメインに魅力を紹介します。(サムネイル画像出典:Kis-My-Ft2公式X)

2025年前半のキスマイメンバー個人の活動は?

さて、ここからは各メンバーの最近の活動を紹介します。
 
まず、マルチに活躍しているのが千賀さんです。千賀さんは、2025年3月に美容情報を発信するYouTubeチャンネル『千賀健永/kento senga』を開設。同チャンネルでは、スキンケアや美容医療、さらにファッションコーディネートなどを紹介し、美容オタクとしての知識を生かした活動を行っています。また、俳優業では『彼女がそれも愛と呼ぶなら』(日本テレビ系)に出演。現代アートのクリエイターとして個展も開催するなど、さまざまなジャンルで人気を博しています。
  次に紹介するのは宮田さんですが、アイドルとは思えない活動が多い印象です。2025年だけでも、テレビアニメ『俺は星間国家の悪徳領主!』(テレビ朝日系)をはじめ、映画『おでかけ子ザメ とかいのおともだち』やゲームなど、さまざまなジャンルで声優として活躍しています。また、宮田さんの作家デビュー作『境界のメロディ』(メディアワークス文庫)は、コミカライズ化されて『ヤングエース』(KADOKAWA)にて連載を開始。個人では声優や作家業がメインの年となりそうで、グループの中でも唯一無二な活動をしています。
  そして横尾さんですが、2025年の前半はバラエティー番組に積極的に参加。特に『プレバト!!』(TBS系)では、俳句の永世名人として大活躍し、大きな話題を集めています。さらに、『オー!マイゴッド! 私だけの神様、教えます 2025春SP』(日本テレビ系)や『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)にも出演し、トーク力の高さを披露しました。
 
体調不良で2024年9月から活動休止していた二階堂さんは、2025年1月10日に活動再開を発表。そんな二階堂さんは、ここ最近では個人で地上波初冠番組となった『ニカゲーム』(テレビ朝日系)が特に話題を集めました。同局の『10万円でできるかな』の人気コーナーを番組化し、韓国ドラマ『イカゲーム』(Netflix)が全面協力して放送。同番組は、おバカキャラの二階堂さんがさまざまなゲームに挑戦するもので、timeleszの猪俣周杜さんと令和ロマンの松井ケムリさんも出演しました。二階堂さんは猪俣さんをリードしつつ、バラエティータレントとしての才能を見せつけています。
  そして藤ヶ谷太輔さんですが、俳優としては話題のドラマ『幸せカナコの殺し屋生活』(DMM TV)に出演。準主役として、のんさん演じる主人公・カナコの相棒となる殺し屋・桜井を演じました。クールなキャラクターが藤ヶ谷さんにぴったりで、はまり役となっています。さらに、MCを務める『A-Studio+』(TBS系)も好評。古着好きの知識を生かして『藤ヶ谷太輔の古着モノ語り~新潟編~』(BSフジ)にも出演するなど、さまざまな活動を行っています。
  最後に玉森裕太さんですが、ホームケアブランド「ラボン」や、韓国スキンケアブランド「ma:nyo」などのCMに出演。また、イタリアで行われた「ブルネロ クチネリ」のプレゼンテーションへ出席するなど、モデルとしても活動しました。透明感あるビジュアルが話題を集め、さらにファンを拡大させています。

各メンバーの個性が光る活動が多くなり、グループとして“進化の時”へ

紹介した通り、各メンバーが多岐にわたるジャンルで活躍していることが分かります。アニメ業界や作家業で知名度を上げる宮田さん、美容ジャンルで人気の千賀さんなど、ほかの男性アイドルグループにはなかなかいない特色あるメンバーも在籍。各メンバーがファンを増やしていることで、グループの活動にもいい影響を及ぼしていることでしょう。
 
今回発売した『MAGFACT』も特色豊かで、男性ファンも多くなりそうな予感。各メンバーの活躍がグループに還元されるいい状態となっていて、2025年の後半もさらに進化を続けそうです。

2026年に迎えるデビュー15年目に向けて、いい風が吹いているキスマイ。現在、STARTO ENTERTAINMENTに所属するグループにはさまざまな動きがありますが、中堅グループとして事務所を支える存在になっていきそうです。
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この記事の筆者:ゆるま 小林
長年にわたってテレビ局でバラエティー番組、情報番組などを制作。その後、フリーランスの編集・ライターに転身。芸能情報に精通し、週刊誌、ネットニュースでテレビや芸能人に関するコラムなどを執筆。編集プロダクション「ゆるま」を立ち上げる。

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