3:クセの強いキャラクターを紹介!
メインのキャラクターはいずれもクセが強く、すぐに覚えられることも「予備知識ゼロでOK」の大きな理由です。
エレーナ・ベロワ(フローレンス・ピュー)……幼い頃からロシアのスパイ機関で強制的に養成され、暗殺者=ウィドウになった。擬似家族として共に育った姉のブラック・ウィドウを亡くしている。2021年の『ブラック・ウィドウ』に登場。
ウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ(セバスチャン・スタン)……元・暗殺兵器で、親友のスティーブこと初代キャプテン・アメリカとの戦いの中で本来の人格と記憶を取り戻していった。今回の新チーム「サンダーボルツ*」のまとめ役。2011年の『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』などに登場。
レッド・ガーディアン/アレクセイ・ショスタコフ(デヴィッド・ハーバー)……エレーナの父にして超人兵士。「キャプテン・アメリカのライバル」を名乗るが、現在は定職に就かず、自堕落な生活を過ごしている。『ブラック・ウィドウ』に登場。
USエージェント/ジョン・ウォーカー(ワイアット・ラッセル)……政府から二代目キャプテン・アメリカに任命された元陸軍兵士だが、とある過ちを犯しキャプテン・アメリカの資格剥奪と不名誉除隊を言い渡された。『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』に登場。
ゴースト/エイヴァ・スター(ハナ・ジョン=カーメン)……6歳の時に父親の実験中の事故に巻き込まれ、あらゆる物質をすり抜けてしまう状態になってしまったスパイ。身体は常に苦痛が襲い、誰とも触れ合えない孤独を抱えている。2018年の『アントマン&ワスプ』に登場。
タスクマスター/アントニア・ドレイコフ(オルガ・キュリレンコ)……髑髏のようなヘルメットで素顔を隠した、相手の動きや武器の使い方をコピーできる能力をもつスパイ。エレーナらとの戦いの中で洗脳が解け、自身の素性を知った。『ブラック・ウィドウ』に登場。
ボブ(ルイス・プルマン)……「サンダーボルツ*」の前に突然現れた謎の男。気弱そうな青年だが、その素性や正体は不明。
各キャラクターのこれまでの活躍や苦悩は、後からでも該当の作品を見て知ってみるのもいいでしょう。
4:ダメダメなチームの奮闘やアクションに泣く!
今回の『サンダーボルツ*』のあらすじは、とあるミッションを遂行中のエレーナの目の前に、個性豊かなキャラクターが集まるも、モメるどころか殺し合いにまで発展してしまう……というもの。彼女らにはもともと正義感や使命感もなく、成り行きでチームになるというくらいで、その相性やまとまりは最悪。ちっとも「ヒーロー」なんかじゃない、人生がぜんぜんうまくいっていない、はっきり言ってダメな人たちでもあるのです。
そんなダメダメな彼女らが、どのようにチーム「サンダーボルツ*」となっていくのか、というのが大きな見どころ。それぞれに過去に傷があり、もっと言えば「虚無感」にも囚われている彼女らが、何のために、どのように連携をして戦うのか……その過程にアツくなれるのです。
また、MCUの中では、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の全3作も「銀河のはぐれもののダメな人たち」を描いた作品でしたが、今回はエレーナという女性主人公であることや、今回からの新キャラ「ボブ」にまつわるネタバレ厳禁の展開など、そちらとの差別化も十分にされています。

そして、言うまでもなく最大の見どころはアクション。本作は各キャラクター固有のアクションのアイデアや、それぞれの動きの「キレ」も良いために大興奮できるでしょう。
エレーナ役を演じたフローレンス・ピューの「やさぐれ具合」や、確かな信念を持つことが分かる感情表現も素晴らしいです。彼女は世界で2番目に高いビル「Merdeka 118 (ムルデカ・ワン・ワン・エイト)」で、実に678.9 mの高さからCGIやスタントダブルなしで飛び降りたというのですから驚きです。

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