横浜・みなとみらいに「美容のテーマパーク」誕生! 資生堂の研究施設がリニューアル

横浜・みなとみらい21地区にある資生堂の研究施設が「Shiseido Beauty Park」として、2025年1月22日に生まれ変わります。5つのラボを通して、肌・身体・心がつながる資生堂の先進サイエンスを体験。

肌・身体・心の美と健康をつくる新しい“食体験”「Shiseido Kitchen Lab」

肌・身体・心の美と健康をつくる新しい食体験ができる「Shiseido Kitchen Lab」
肌・身体・心の美と健康をつくる新しい食体験ができる「Shiseido Kitchen Lab」(提供画像)

Shiseido Kitchen Lab(資生堂キッチンラボ)」は、肌・身体・心の「美」と「健康」をつくる、誰でも利用できるカフェレストラン。

全ての食べ物は、薬と同じような効能がある“薬食同源”の考え方をもつ「薬膳」に着目し、薬膳研究を専門とする研究員がメニューを監修しています。年間を通したメニューと、季節の美容悩みにアプローチする季節限定メニューを提供します。

1月・2月のBEAUTY YAKUZENプレート(1870円)。奥「豚肉と蓮根の豆鼓蒸し」、手前「海老と帆立のハーブ春巻き」
1月・2月のBEAUTY YAKUZENプレート(お肉、お魚各税込1870円)。奥「豚肉と蓮根の豆鼓蒸し」、手前「海老と帆立のハーブ春巻き」(筆者撮影)

通年メニューでは「薬膳カレー 4種のハーブとポーク」や「生姜香る参鶏湯」、体調や気分に合わせて選べる3種の薬膳茶のほか、スイーツやドリンクを用意。

左から、季節のマフィン「ベリーとくるみのソイマフィン」(450円)、季節のガトーショコラ「柑橘と黒豆のガトーショコラ」(660円)、季節のパフェ「BEAUTY YAKUZENパフェ」(2530円)、後列は薬膳茶(各種770円)※全て税込(筆者撮影)
左から、季節のマフィン「ベリーとくるみのソイマフィン」(450円)、季節のガトーショコラ「柑橘(かんきつ)と黒豆のガトーショコラ」(660円)、季節のパフェ「BEAUTY YAKUZENパフェ」(2530円)、後列は薬膳茶(各種770円)※全て税込(筆者撮影)

2月までの冬季メニューでは、冬の美容悩みの一例であるハリ低下やシワに着目し、体の中の水分の循環やホルモン分泌をサポートする「腎(じん)」の働きを助けるBEAUTY YAKUZENプレート(お肉・お魚・キッズの3種)に加え、季節のスイーツも提供される予定です。

美と科学を感じられる体験型ミュージアム「Shiseido Art & Science Lab」

世界最大級の16K大画面を有する「Beauty Retreat Theater(ビューティー・リトリート・シアター)」
世界最大級の16K大画面を有する「Beauty Retreat Theater(ビューティー・リトリート・シアター)」(提供画像)

施設の象徴として1階部分に設置されている世界最大級の16K大画面を有する「Beauty Retreat Theater(ビューティー・リトリート・シアター)」。資生堂の人の感覚や心理といった主観的なものを客観的・科学的なアプローチで解き明かす40年以上の化粧に関する感性科学研究を応用し、研究員が監修したAWE(オウ=畏敬の念)を引き起こすことで心と身体によい影響を与える映像を提供します。

また、アート&サイエンスの融合として制作テーマを「Human Beauty Landscape」と掲げ、AWE体験のみならず、アート作品としても楽しめるように人体の美と自然の造形の間にある不思議な類似性を映像化。春夏秋冬の風景映像と人体の美を掛け合わせることで、広大な自然の風景からミクロな細胞の世界にまでダイブする、これまでにない映像体験が楽しめます。

第1弾は、冬季限定で厳しい雪山や広大な氷山の映像を組み合わせた「Hydration Winter」が上映されます(原則30分ごとに約7分間)。今後、春・夏・秋と季節ごとに変化する予定です。

2階部分の「ミュージアム」は4つのゾーンで構成
2階部分の「ミュージアム」は4つのゾーンで構成(筆者撮影)

2階部分を占有するミュージアムでは、資生堂の100年を超える研究の歴史をベースにしたビューティーやイノベーションにまつわるユニークな展示を見られます。

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パウダー状の香りのアイテム「香肌晶」新発売
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