【実際の動画:Manote、がん発覚から現在までを回顧】
「全てお話します」
動画冒頭、Manoteさんは「がんが見つかるまでの経緯 治療 再発の流れを全てお話します」と話します。2024年4月、発熱と喉の痛みで耳鼻咽喉科にかかったそう。しかし、症状が治まることはなく、紹介状を書いてもらい大学病院へ。検査の結果、5月にがんが見つかり、6月から根治を目指した治療を8月まで受け、そこで1度治療は終了に。その後、2カ月間は経過観察となりましたが、肺への転移が見つかり、11月末から新たな治療が始まったと経緯を説明しました。
首の両側にあるリンパ節にも転移が見られ、ステージIVという診断を受けたManoteさん。当初はロボット手術を検討していたようですが、転移位置が悪くロボット手術はできなくなり、医師との相談の上、大がかりな手術ではなく放射線35回と抗がん剤3クールという治療を選択したと明かします。動画では入院中の様子や副作用についても語られました。
治験のための検査で、再発を知る
8月末に退院したManoteさんですが、治験対象者だったそうです。残念ながら検査の結果、治験対象から外れてしまったのですが、その検査過程で「ちょっとだけ肺に影がある」ことが判明。その1カ月後、肺のCT検査を受けたところ、肺の影が大きくなっていましたが、ここでは「がん」と診断されるには至らず、さらに1カ月の経過観察へ。11月に受けた3回目のCT検査で「がん」であると確定診断を受け、同日から免疫チェックポイント阻害薬の「オプジーボ」の投薬治療を開始。リンパ節に転移しているため、根治が非常に厳しい状態であり、「今あるがんを大きくしない」「できれば小さくする」という、治療方針に切り替わったようです。
「オプジーボ」治療が始まり、現在の目標は2週間に1回の投与を続けることと話すManoteさん。投与による体調悪化も現時点では見られず、週1回のランニングや週5日1日8時間働くこともかなっており、「こういう状態で続けていけるなら生活の質は変わらずやっていける」とコメントしました。当初、根治を目指して治療に励んでいたManoteさんですが、「根治を望めなくなった」ことに最初はショックを受けたとも言います。「こんなに(再発が)早いんだ」という思いも吐露しました。