統合失調症の妻が記憶喪失後に入院。夫の報告動画に「愛と強さに感動」「計り知れない」などの声

うつ病や統合失調症などを患う妻が闘病する様子を発信するYouTubeチャンネル「嫁ちゃん闘病日記」は12月1日、動画を公開。妻が入院したことを報告し、反響を呼んでいます。

【実際の画像：統合失調症の妻の入院を報告する夫】

「約二年間の記憶が抜け落ちました」

同チャンネルは『〜ご報告〜』と題した動画を公開。「まず嫁ちゃんですけれども、今一緒におりません。お家にもおりません。なぜかというと病院に入院しているからです」と報告し、その理由も明かしています。夫は「まず直近の動画ご覧いただいている方はご存知かと思うんですけれども、嫁ちゃんの記憶が抜け落ちまして。約二年間の記憶が抜け落ちました」と、妻が記憶喪失になったことを説明。「病気になった記憶」や「闘病してきた記憶」も失ってしまったそうです。それにより、統合失調症の特徴であるという幻聴や幻覚といった症状に対して「慣れとかがない状態」に戻ってしまい錯乱。そして、入院となりました。夫は「病気になった記憶もない中（中略）よく受け入れて入院してくれたなと、そこはすごいなと改めて思いました」と、妻の決断に感謝しています。

視聴者からは「計り知れない」「献身的に支えられていて尊敬します」「お二人の愛と強さに感動です」「旦那様の気持ちが必ず届くと信じてます」「自分の事を決して責めないで」など、称賛や応援の声が寄せられました。

『夫の事も忘れてしまいました』

11月24日に公開した動画『闘病中に記憶が無くなり、夫の事も忘れてしまいました』にて、妻の記憶喪失を報告していた同チャンネル。視聴者からは「涙が出ました」「頑張って下さい」「お二人の幸せをずっと願っています」など、温かい声が寄せられていました。今回の動画でも、夫は「徐々に記憶も戻ってくると信じてます」「実際に今一週間経ったんですけど、パッと意外なところを思い出したりしてるんで、ちょっとずつ思い出していくのかなと思っております」と語っていましたが、1日も早く記憶が戻ることを願うばかりです。