サンケイリビング新聞社およびリビングくらしHOW研究所は、地域情報サイト「リビングWeb」のユーザーを対象に「政治」に関するアンケートを実施しました。調査期間は7月8~17日で、回答数は3600人(男性27.6%・女性72.4%、平均年齢54.86歳、独身27.4%・既婚72.6%)です。
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次の内閣に求められる優先課題は「経済政策・物価対策」
調査結果によると、次の内閣に優先して取り組んでほしい課題のトップは「経済政策・物価対策」でした。2位は「年金・社会保障制度」、3位は「外交・安全保障」と続きました。回答者の多くが、個人の生活に直結する課題を重視する傾向が見られましたが、同時に不安定な世界情勢を反映した外交・安全保障への関心も高くなっています。
次期総選挙、過半数が2024年内の実施を希望
また、次の政権については「政権交代を期待する」が42.6%となり、「自公政権の継続を期待する」(19.8%)を上回りました。ただし、「わからない・どちらとも言えない」も37.7%と高く、今後の情報次第で有権者の判断が大きく変わる可能性があります。
国会議員に期待される資質、「実行力」と「倫理観」が上位に
新たに選出される国会議員に期待する資質としては、「実行力・推進力」「政治資金や倫理などに対する潔癖さ」「優れた性格・人格」が上位を占めました。また、「国際感覚・外交力」「リーダーシップ」も高く評価されており、国民は倫理観が高く、行動力のある政治家を求めていることがうかがえます。自由記述回答からは、「政治の若返り」「清廉性の確保」「実行力と多様性の理解」といった具体的な期待が浮かび上がりました。