20年ぶりの「最終話で表紙&巻頭カラー」。8年前の2016年9月17日は「こち亀」が完結した日!

8年前の今日、あなたは何をしていましたか? 2016年9月17日、こち亀こと『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の最終話が週刊少年ジャンプに掲載されました。当時のニュースを振り返ってみましょう。(サムネイル画像:Amazonより)

「そうか、今日はあれがあった日か!」

何気なく過ごしている今日も、過去には何かが起きている日です。当時のニュースを振り返ってみましょう。

「こち亀」40年にわたる長期連載に幕

8年前の2016年9月17日、「こち亀」こと『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の最終話が『週刊少年ジャンプ』(集英社)に掲載されました。

2週間前の9月3日、連載40周年を記念して制作された書き下ろしの絵巻を東京・神田明神に永年奉納した後の会見で、作者の秋本治さん自ら連載終了を発表。

「やっぱり両さんの引き際としては、(コミックスを)200冊残して、40周年で祝ってもらって、スッと消えるのがやっぱり1番良い大団円の場かなと思いまして」と心境を語りました。

20年ぶりの「最終話で表紙&巻頭カラー」

迎えた2016年9月17日、最終話は表紙を飾る巻頭カラーで掲載されました。

『週刊少年ジャンプ』は人気作品でも最終話を巻頭カラーにしないのが慣例で、近年では『鬼滅の刃』や『僕のヒーローアカデミア』なども巻頭ではなくセンターカラーで掲載されています。

これまで『週刊少年ジャンプ』の最終話が巻頭カラーとなったのは『リングにかけろ』『ドラゴンボール』『SLAM DUNK』そして『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の4作品のみ。表紙も飾ったのは『SLAM DUNK』と『こちら葛飾区亀有公園前派出所』だけ。

『こちら葛飾区亀有公園前派出所』は1996年の『SLAM DUNK』以来、20年ぶりとなる表紙&巻頭カラーでの完結。さらに第1話のオールカラーや、全連載作家が書き下ろした「両津勘吉19変化」などの記念企画を掲載。

世代を超えて親しまれてきた人気漫画にふさわしい、まさに有終の美を飾りました。

8年前の今日、あなたは何をしていましたか? この機会に、振り返ってみてはいかがでしょうか。
 
こちら葛飾区亀有公園前派出所 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)
こちら葛飾区亀有公園前派出所 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

この記事の筆者:石川 カズキ
1984年沖縄県生まれ。筑波大学人間学類卒業後、会社員を経て芸人・作家・コピーライターに。エレキコミック・ラーメンズを輩出した芸能事務所トゥインクル・コーポレーション所属。第60回宣伝会議賞コピーゴールド受賞、LOFT公式YouTubeチャンネル『コントするイシカワくん』シリーズのコント台本・出演、KNBラジオCMコンテスト2020・2023協賛社賞受賞など。お仕事あればお気軽にご連絡ください。AIから仕事を奪うのが目標です。
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