日本なのにハワイ感たっぷり! 「スパリゾートハワイアンズ」でかなう節約旅行

夏休みの家族旅行におすすめな「スパリゾートハワイアンズ」。無料送迎バスを利用すれば交通費を大幅に節約できます。その金額がいかにおトクなのか、ハワイアンズの楽しみ方をご紹介します。

相変わらず円安、円安と言われている今、夏休みに海外旅行に行くのは夢のような話になってきてしまいました。そこに物価高も加わり、何をするのにもお金がかかります。航空運賃、ホテル代、現地の飲食代までが跳ね上がっているのが現状です。情報番組のインタビューを受けた人が「ハワイ旅行に行ったら家族4人で100万円を超えた」と話しているシーンも見かけました。

それであれば、いっそのこと「日本のハワイ」で円安を気にせず思いっきり遊ぶのはいかがでしょうか。
無料送迎バスがあるスパリゾートハワイアンズ
スパリゾートハワイアンズ(福島県いわき市)
まだ日本人にとって海外旅行が高嶺の花だった半世紀以上前、昭和41年(1966年)に開業したスパリゾートハワイアンズ(旧:常磐ハワイアンセンター)。子どもは1日中プールやスライダーで遊び、大人は温泉やサウナ、エステやマッサージ、そしてハワイアン雑貨のショッピングまで楽しめます。そして何より、他では見ることができないショーが圧巻!

今回は、夏の旅行におすすめな「スパリゾートハワイアンズ」のおトクな楽しみ方をご紹介します。

スパリゾートハワイアンズでかなう節約旅行

福島県いわき市にあるスパリゾートハワイアンズ。その宿泊料金に含まれるのは、宿泊費、朝夕2回の食事代(朝食のみのプランもあり)、スパリゾートハワイアンズの入場料2日分、そして宿泊者限定で利用できる首都圏からの無料送迎バスです。

利用するホテルによって金額が変わる

東京ドーム6個分の敷地があるスパリゾートハワイアンズには、現在4つのホテルがあります。規模が大きいのが昭和の時代からある「ホテルハワイアンズ」と、2012年にオープンした「モノリスタワー」。

この2つのホテルは、値段が異なります。とにかく料金を抑えたいという人には「ホテルハワイアンズ」が、おしゃれに過ごしたいという人には「モノリスタワー」がおすすめです。
モノリスタワーの室内
モノリスタワーの室内(タイプにより間取りは変わります)
何度も利用している筆者が正直にお伝えすると、「ホテルハワイアンズ」の建物や大浴場は年季が入っています。また、ホテル自体がとにかく大きいので、部屋によってはメインとなるプールやショーを見るシアターまで少し遠い場合も。

しかし部屋は清潔に保たれていますし、レストランは2016年に大リニューアルしているので、食事は「モノリスタワー」に全く劣らず、ライブキッチンでは作りたてのものを食べられます。
ホテルハワイアンズの部屋
ホテルハワイアンズの室内(タイプにより間取りは変わります)
1番低価格の時期、早割があると「ホテルハワイアンズ」なら1人1万3300円というプランも。「モノリスタワー」では2名1室1万8800円というプランもありましたが、概ね2万5000円くらいからです。

当然、夏休みや休日などの繁忙期は価格が上がりますが、その価格の中には以下の費用が含まれているので、交通費などをトータルで考えると格安でしょう。

宿泊者限定! 首都圏から出ている「無料送迎バス」 

ハワイアンズ無料送迎バス
首都圏からの宿泊者が利用できる無料送迎バス
ハワイアンズの無料送迎バスは2024年7月現在、東京便、新宿便、横浜便、さいたま便、西船橋・松戸経由便があります。

横浜から品川まで行き、特急ひたちに乗ってハワイアンズを訪れると往復で1万3200円。上野からなら往復1万2580円です。マイカーでも高速代が約1万円にガソリン代も……。送迎バスを利用すると、この交通費が無料になるのです。

無料送迎バスは先着順となるので、ホテルを予約したらすぐにバスも予約しましょう。

朝・夜2回の食べ放題の食事も豪華

ホテルハワイアンズのビュッフェ
ホテルハワイアンズでの夕食(時期によって内容は変わります)

宿泊料金に含まれる食事も豪華です。基本食べ放題なので、好きなものを好きなだけ食べることができます。これは筆者の経験から想定する金額ですが、仮にこのレベルの食事を他のホテルで頼んだら、夕飯のビュッフェは安く見積もっても3500円、朝食は1500円。合計すると5000円分の内容です。

スパリゾートハワイアンズの入場料2日分

さらに、宿泊費の中にはスパリゾートハワイアンズの入場料が2日分含まれています。入場料は大人3570円(土日祝・特定期 4120円)なので、約7000~8000円分です。
スパリゾートハワイアンズ
ハワイ感満載のスパリゾートハワイアンズ
仮に横浜から行くとすると、交通費の1万3200円+食事代約5000円(筆者推定)+入場料7140円で合計が約2万5340円分含まれているのです。いかにスパリゾートハワイアンズの宿泊料金がおトクか分かっていただけるでしょう。

宿泊するホテルと予約する時期によっては、首都圏からなら交通費とほぼ同額で丸2日楽しめるのです。

日焼けを気にせずに遊べる屋内プール

スパリゾートハワイアンズには、屋内にも屋外にもプールがあります。中には小さな子どもでも楽しめる滑り台も。子どもを遊ばせている間でも、屋内なら日焼けを気にせずに過ごせるのがいいですね。
スパリゾートハワイアンズ屋内プール
スパリゾートハワイアンズ屋内プール
プールには日本初となる「流れるアクアリウムプール」があり、魚たちを見ながら遊ぶこともできます。子どもも大興奮間違いなしです。

水着を着たままサウナも楽しめる

屋外にもプールがあります。ジェットバスやサウナもあり、いずれも水着を着たまま楽しむことができるのです。
水着サウナ
屋外のプールには水着で楽しめるサウナもある

温泉も入り放題

スパリゾートハワイアンズの大浴場は、いわき市の湯本温泉を使っています。ホテルの大浴場にもサウナがついていますし、プールのすぐ横にある「温泉大浴場パレス」や、世界最大級の露天風呂「江戸情話 与市」でも温泉を楽しむことができます。温泉を渡り歩いて楽しむのもおすすめです。

別料金となりますがマッサージやエステ、韓国式アカスリもあるので、エステでひと休みするのもいいですね。

ここでしか見られないショーは必見!

毎日開催されるフラガールのショー
毎日開催されるフラガールのショー
スパリゾートハワイアンズといえば、映画『フラガール』の印象が強い人も多いかもしれません。そのフラガールのショーを毎日見ることができますよ。この華やかさはぜひ目の前で見てほしいです。ショーやフラダンスに全く興味がなかった人でも惹き込まれていきます。

さらに、日本で唯一のファイヤーナイフダンスチーム「シバオラ」が存在するのも特徴です。最高温度500度にもなるファイヤーナイフを使った迫力あるステージを目の前で見ることができます。
国内唯一のファイヤーナイフダンスチーム「シバオラ」
国内唯一のファイヤーナイフダンスチーム「シバオラ」
2024年5月にハワイで行われたファイヤーナイフダンスの世界選手権大会で、世界2位となったムア史弥氏もいます。

「シバオラ」のメンバーは現在8人で、メンバーは子どもの頃にハワイアンズでファイヤーナイフダンスを見て「自分もやりたい」と願いに願った人ばかり。「1度見たら心をわしづかみにされるショー」の証拠がシバオラメンバー本人たちなのです。

ショッピングも楽しめる

とにかくショッピングも楽しいのがスパリゾートハワイアンズ。

ウォーターパーク入場口のすぐ横にあるのが、国内最大級の水着ショップ「サーファーズ パラダイス」。子ども用から大人用の水着や、ラッシュガード、ビーチサンダルなどとにかく種類が豊富です。サイズも多数そろっているのがうれしいですね。
国内最大級の水着ショップ
国内最大級の水着ショップ
どのショップにもハワイアンアクセサリーや雑貨が豊富にありますが、本格的なハワイグッズを買いたい人は「モノリスタワー」1階にある「モノリスショップス」がおすすめです。
モノリスショップ(時期により販売されているものは変わります)
モノリスショップス(時期により販売されているものは変わります)
和雑貨が豊富なショップがあるのもうれしいポイント。露天風呂「江戸情話 与市」の前には「与市 お土産処」があります。懐かしい駄菓子もそろっているので、子どもには珍しいものばかりではないでしょうか。
和雑貨が豊富な「土産処与市」
和雑貨が豊富な「与市 お土産処」
お土産にハワイの味を持ち帰るのもおすすめです。家に帰ってからも、ハワイアンズの思い出を楽しむことができますよ。
 
ハワイの味をお土産に
ハワイの味をお土産に
人気沸騰中の「シバオラ」の推しグッズもあります。
「シバオラ」グッズ
「シバオラ」の推しグッズ

メルマガ読者限定の割引があることも

スパリゾートハワイアンズに興味を持ったら、まずはメールマガジンの登録をしておきましょう。時々、「メルマガ読者限定割引プラン」という企画があるので要チェックです。

「ハワイアンズ メルマガ」で検索すると、登録ページがすぐに出てきます。


円安の今でも為替を気にせずハワイ気分が味わえ、節約旅行ができるスパリゾートハワイアンズ。夏の旅行にぜひ訪れてみてください。

スパリゾートハワイアンズ

住所:福島県いわき市常磐藤原町蕨平50
公式サイト:https://www.hawaiians.co.jp/
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