【ラー博】25年ぶりにコンテスト開催!第3位は呉汁をヒントにすり潰した大豆を使ったラーメン

新横浜ラーメン博物館が「国産小麦の風味と旨味を生かした味噌ラーメン」をテーマにしたコンテスト「ラーメン登竜門」を開催。7月5日から上位3店舗がラー博に期間限定で順次出店します。7月5日~15日までは第3位「手打ち麺 あお井」が出店!

7月5日~15日まで第3位「手打ち麺 あお井」が出店

「手打ち麺 あお井」の味噌ラーメン。手打ち麺は1日120食限定
「手打ち麺 あお井」の味噌(みそ)ラーメン。手打ち麺は1日120食限定

いよいよ7月5日から第3位入賞手打ち麺 あお井」の出店がスタート。店主の和田さんは、福島県・白河の銘店「とら食堂」で修業を積み、福岡で「とら食堂 福岡分店」を運営しています。

「手打ち麺 あお井」和田 響さん
「手打ち麺 あお井」和田響さん

なんと、1999年の大学生時代、ラー博の一風堂でアルバイトしていたそうです。その後、2003年に一風堂に入社、横浜西口店など3店舗の店主を経て、「とら食堂」へ。

今回の出店では「とら食堂」の味とは全く違うラーメンを出すため、屋号を「手打ち麺 あお井」としています。

「呉汁」をヒントに大豆を使用

スープは呉汁をヒントにすり潰した大豆を使用
スープは呉汁をヒントにすり潰した大豆を使用

スープのベースはとんこつで、呉汁(ごじる)からヒントを得て大豆をすり潰し、白味噌と赤味噌をブレンド。背脂やバターを加えることにより、味噌汁っぽくならずラーメンらしい深い味わいが楽しめます。

麺は北海道産「ゆめちから」と「キタノカオリ」を使用。力強いスープに負けないコシと風味が特徴だそう。「とら食堂」直伝の1日120食限定の手打ち麺は必食です。

準優勝「らーめん愉悦処 鏡花 八王子想庵」は7月18日~28日、優勝「博多文福」は8月1日~1年間の出店を予定しています。

この「ラーメン登竜門」から次世代の新たなラーメン、名店主が誕生するかもしれませんね!

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この記事の執筆者:田辺 紫 プロフィール
神奈川県在住コピーライター。2001年2月より総合情報サイト「All About」で横浜ガイドを務める。2009年4月、第3回かながわ検定 横浜ライセンス1級取得。「横浜ウォッチャー」として、ブログ、SNSを運営。

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