『光る君へ』第24話 佐々木蔵之介“宣孝”のプロポーズにSNS熱狂「これは落ちる」「かっこよすぎ」の声

6月16日に放送されたNHK大河ドラマ『光る君へ』第24話のストーリーをおさらいしつつ、今後の見どころに迫ります。(画像出典:NHK『光る君へ』公式サイト)

吉高由里子さんが主演するNHK大河ドラマ『光る君へ』。6月16日に放送された第24話のストーリーをおさらいしつつ、SNSで話題のコメントとともに最終回の見どころを紹介します。


>前回(第23話)のあらすじはこちら

光る君へ
画像出典:NHK『光る君へ』公式Webサイト

第24話のあらすじ

宣孝(佐々木蔵之介)から、「自分が思っている自分だけが、自分ではないぞ。ありのままのお前を丸ごと引き受ける。それができるのは儂だけだ」と求婚されたまひろ(吉高由里子)。道長(柄本佑)への思いを抱えたまひろが「忘れえぬ人がいても構わないのですか」と問うと、宣孝は「それもお前の一部だ」と一言。宣孝の言葉が心に響いたまひろは、一方で周明(松下洸平)からも一緒に宋へ行こうと誘われます。

しかし、周明から抱きしめられたまひろは、彼が自分を好いているのではなく、宋と朝廷の交易を左大臣・道長に頼むため利用しようとしていることに気付き、彼からの口づけを拒否。周明は壺を割った破片を突きつけ、「文を書かないならお前を殺して俺も死ぬ」と脅すも、まひろは「簡単に死という言葉を使わないで」と一喝し、文を書くことを拒絶します。

一方、都では一条天皇(塩野瑛久)が定子(高畑充希)と生まれた姫皇子に会うため、定子を内裏に戻すと宣言。詮子(吉田羊)にも頼まれた道長は、行成(渡辺大知)の案で、内裏の外で会わせることに。以来、政務をおろそかにして定子に会いに行く帝に対し、実資(秋山竜次)ら公卿から反発の声も聞かれるように。

巡察から帰還した為時(岸谷五朗)は、まひろから宣孝の求婚を聞き仰天。腰を痛めた為時のもとに朱(浩歌)に連れられて薬師としてやって来たのは、周明ではなく彼の師。周明は故郷が見たいと出て行ったと聞かされるまひろ。朱が為時に対し朝廷との交易を重ねて要求する一方、道長は時間を稼ぐよう為時へと返答します。そんな中、まひろは宣孝から届いた恋文に頬を緩ませ——。

光る君へ
画像出典:NHK『光る君へ』公式Webサイト

宣孝の最強プロポーズにSNS熱狂

宣孝の求婚シーンの続きから始まった第24話。忘れえぬ人がいるまひろのことさえも、「ありのままのお前」だから「丸ごと引き受ける」と宣言した宣孝には、まひろと同様、多くの視聴者が心を打ちぬかれた様子。まひろの心の内に入り込もうとする周明の求愛方法との対比も印象深く感じました。

X(旧Twitter)では、「宣孝オッヂ強いわ」「かっこよすぎ」「これは落ちる。大人の男」「その懐に飛び込みたくなるような包容力には感服」「『忘れえぬ人がいてもよいということですか?』からの『よい、それもお前の一部だ。丸ごと引き受けるとはそういうことだ』で完全に堕ちた」「宣孝、まひろが実は言ってほしいと思ってること全部盛りで口説いてきたな」など、宣孝への称賛の声が殺到しています。

第25話は「決意」。宣孝から恋文がマメに届く中、まひろは為時からの勧めもあり、都に戻って身の振り方を考えることに。一方、定子を愛しむあまり政がおろそかになっている一条天皇に頭を悩ませる道長。そんな中、晴明(ユースケ・サンタマリア)の予言通り、次々と災害が起こり——。予告では宣孝が何者かにまひろが夫を持つことになったと告げるシーンもあり、その相手がまさか道長なのか否か……目が離せません。

『光る君へ』あらすじバックナンバー

第23話
第22話
第21話
第20話
第19話

この記事の筆者:地子給 奈穂
編集・ライター歴17年。マンガ、小説、雑誌等の編集を経てフリーライターに転向後、グルメ、観光、ドラマレビューを中心に取材・執筆の傍ら、飲食企業のWeb戦略コンサルティングも行う。  

次ページ
第25話の予告を見る
Lineで送る Facebookでシェア
はてなブックマークに追加

編集部が選ぶおすすめ記事

注目の連載

  • 「正直、日本ってさ…」外国人に聞くぶっちゃけニッポン

    世界から見て、日本は“ヘンタイカルチャー”なのか。日本を愛するイスラム教徒アメリカ人が「残念」に思うこと

  • 世界を知れば日本が見える

    闇バイトの連絡手段「テレグラム」はなぜ規制できないのか。日本政府が禁止の「考慮」すらできない理由

  • ヒナタカの雑食系映画論

    映画『ルート29』を見る前に知ってほしい5つのこと。綾瀬はるかが1年弱の休業の末、出演を決めた理由

  • どうする学校?どうなの保護者?

    「P連はPTA会長の立身出世のためにあるのではない」解任された元副会長が「会長の勘違い」に釘をさす