【2024年下半期】ブレーク必至の“若手俳優”3選! 【推しの子】主演「櫻井海音」や14歳の天才俳優も

2024年の下期にブレークが期待される若手俳優を3人紹介。話題作に出演し続けている櫻井海音さん、黒川想矢さん、飯沼愛さんのこれまでの仕事や魅力を、元テレビ局スタッフが解説していきます。(サムネイル画像出典:櫻井海音さん、飯沼愛さん公式Webサイト)

『怪物』で注目! 話題作に連続して出演する「黒川想矢」

最後に紹介するのは黒川想矢さんです。2009年生まれで弱冠14歳の黒川さんは、5歳より芸能活動を開始。注目されるきっかけになったのは、2023年6月に公開された映画『怪物』でした。
  同作は、「第76回カンヌ国際映画祭」で脚本賞を受賞。黒川さんは物語の鍵を握る少年・麦野湊を担当し、繊細に揺れ動く多感な時期の少年を見事に表現しました。演技力の高さが認められ、「第47回日本アカデミー賞」の新人賞などを受賞しています。

「舘軍団」として今後の進化に期待大

その後、話題のドラマ『からかい上手の高木さん』(TBS系)でメインキャストの西片を演じます。大人気漫画が原作のドラマで、同じく主人公を担当した月島琉衣さんとのコンビネーションがバッチリ。初々しい青春時代を描いた作品で、『怪物』の時とは違う等身大のピュアな少年の何気ない日常を見せてくれました。

出演している作品を見る限りでは、天才的な雰囲気も感じさせる黒川さん。所属事務所も個性的で、舘ひろしさんの「舘プロ」に在籍しています。特技にキックボクシングを挙げている黒川さんが、「舘軍団」の一員としてどんな進化を遂げるのか期待です。

ここまで、独断と偏見で3人の注目すべき若手俳優をピックアップしました。黒川さんだけは、正式に2024年の次回作が発表されていませんが、どの俳優も年末にはいま以上に評価があがりブレークしている可能性を秘めています。ぜひ、未来の日本の映画、ドラマを支える3人の俳優に注目して作品を楽しんでください。
最初から読む

この記事の筆者:ゆるま 小林
長年にわたってテレビ局でバラエティ番組、情報番組などを制作。その後、フリーランスの編集・ライターに転身。芸能情報に精通し、週刊誌、ネットニュースでテレビや芸能人に関するコラムなどを執筆。編集プロダクション「ゆるま」を立ち上げる。

Lineで送る Facebookでシェア
はてなブックマークに追加

編集部が選ぶおすすめ記事

注目の連載

  • 世界を知れば日本が見える

    韓国の戒厳令、尹大統領はなぜ突然「乱心」したのか。野党だけではない、北朝鮮とアメリカからの影響

  • ヒナタカの雑食系映画論

    独断と偏見で「2024年のホラー映画ランキング」を作成してみた。年末に映画館で見るならぜひ第3位を

  • ここがヘンだよ、ニッポン企業

    「あれは全て私がやりました!」 わが社の“承認欲求モンスター”をどう扱うべきか?

  • 恵比寿始発「鉄道雑学ニュース」

    静岡の名所をぐるり。東海道新幹線と在来線で巡る、「富士山」絶景ビュースポットの旅