All About ニュース編集部は2月29日~3月12日の期間、全国10~60代の男女425人を対象に「推し活」に関するアンケート調査を実施しました。今回はその中から「推し活に掛けている月平均金額」を見ていきましょう!
>「推し活」に掛けている月平均金額の結果を見る
最も多かったのは月1000~5000円
月平均額で1番多かった回答は1000~5000円でした。年間にすると1万2000円~6万円ほどになります。推し活費用の内訳としては、「新しいグッズを買ったりするため」(20代女性/福島県)や「アルバムやDVDを買うから」(30代女性/岡山県)など、グッズやCD購入がメインとなっています。回答コメントでも「無理のない範囲になるためです」(40代男性/山梨県)とあるように、自分のできる範囲で推し活を楽しむとなると、月1000円〜5000円を予算にする人が多いようです。
また、「独身時代はもっとお金を掛けていたが、結婚し自由に使えるお金が減ったため」(30代女性/東京都)といった生活スタイルの変化により、推し活へ使うお金も変動したという意見も見られました。
1000円以下で楽しむ推し活も人気
一方で、約7人に1人は推し活にかける月平均額が1000円以下でした。「YouTubeで動画を見ることをメインとしているから」(20代女性/岡山県)や「サブスクなどで配信されている内容で満足しているから」(30代女性/東京都)などのコメントからも分かるように、YouTubeやサブスクリプションを活用した少額のお金でできる推し活も活発なようです。また、「グッズを集めようと思ったら延々に集めてしまいそうなので自分を規制しています」(40代女性/広島県)といった、推し活を自制しているという意見も見られました。
沼にハマる人は月20万円以上使っている!?
中には少数ながら、推し活に月20万円以上使っている人もいました。「CDにシリアルがついており、それで色んなイベントに応募出来るから」(20代女性/山口県)のように、特典目当てでCDやグッズを購入してしまうという意見や、「観劇や旅費などがかかるから」(40代女性/福岡県)など遠征費も含むとこれくらいお金がかかってしまうという声も聞かれました。また、「お金には換えがたい価値がある」(20代女性/大阪府)など、推しのためならお金を惜しまないという意見も見られ、中には「約30万円を1ヶ月で使った」(30代男性/福島県)という驚きの回答も寄せられました。
まとめ
毎月に掛かる推し活の平均費用で1番多かったのは、1000〜5000円でした。自分のできる範囲で推し活を楽しむという人が大半で、無料コンテンツやサブスクリプションを活用しながらCDやグッズなどの購入にお金を使っているようです。しかし、中には推し活にお金を惜しまないという意見も見られ、遠征や特典購入なども含むと月に10万円以上を費やすファンも、少数ながらいることも分かりました。
「推し活」の形は推しの数だけ存在するということですね!
※回答コメントは原文ママです
この記事の筆者:くま なかこ プロフィール
編集プロダクション出身のフリーランスエディター。編集・執筆・校閲・SNS運用担当として月間120本以上のコンテンツ制作に携わっています。得意なジャンルはライフスタイル・金融・育児・エンタメ関連。