『春になったら』第8話 木梨憲武“グラッチェ椎名”ついに引退 最後の実演販売シーンに「泣きっぱなし」

3月4日に放送されたドラマ『春になったら』第8話のストーリーをおさらいしつつ、今後の見どころに迫ります。(画像出典:関西テレビ『春になったら』公式Webサイト)

木梨憲武さん、奈緒さんが共演するドラマ『春になったら』(カンテレ・フジテレビ系)。3月4日に放送された第8話のストーリーをおさらいしつつ、SNSで話題のコメントとともに今後の見どころを紹介します。


>前回(第7話)のあらすじはこちら

春になったら
画像出典:関西テレビ『春になったら』公式Webサイト

第8話のあらすじ

雅彦(木梨憲武)に認めてもらい晴れて結婚することになった瞳(奈緒)と一馬(濱田岳)は、雅彦のための結婚式にしたいと黒沢(西垣匠)と舞衣(橋本マナミ)に相談。一方、雅彦は日に日に増す痛みに限界を感じ、ついに実演販売士“グラッチェ椎名”の引退を決意します。退社式に合わせ、社長の中井(矢柴俊博)が考案した自社初のオリジナル商品を実演販売することに。

キッチンで吐血するなど雅彦の病状悪化を目の当たりにし、不安に駆られる瞳。雅彦に結婚式の招待状を手渡しし、ウエディングドレス姿を見ることを約束させます。そんな中、瞳の忘れ物を届けに助産院を訪れた雅彦は、瞳の仕事ぶりを見学。その晩こっそり一馬を呼び出し、初めてのサシ飲みで一馬に瞳の幸せを託す雅彦。同じ頃、龍之介(石塚陸翔)の授業参観に参加した瞳は、龍之介と2人で食卓を囲み、これから一緒に一馬を支えようと誓いを立てます。

そうして迎えた雅彦の最後の実演販売当日。その姿を見届けようと、一馬や姉・まき(筒井真理子)、黒沢らがやって来ます。一方、瞳は痛みを訴え助産院を訪れた担当妊婦の対応してから実演販売会場へと急ぎます。痛みをこらえながら売り場に立ち声を張り上げる雅彦の姿を目に焼き付けた瞳は、駆り立てられるようにカメラのシャッターを切ります。

退社式を終え、家路につく雅彦。瞳は手料理を用意して待っていました。「仕事、続けろよ」という雅彦にうなずく瞳。1つずつ終わっていくなと寂しそうにつぶやく雅彦は、“死ぬまでにやりたいことリスト”の残り2つのうち次は「タイムカプセルを開ける」だと話す一方、新たに「瞳の結婚式に出席する」を加えるのでした。

春になったら
画像出典:関西テレビ『春になったら』公式Webサイト

“グラッツェ椎名”ついに引退……実演販売シーンに感涙の声

悪化していく雅彦の病状と、しっかり寄り添って見届けようとする瞳の姿には、胸にくるものが。雅彦が一馬に瞳を託すサシ飲みシーン、瞳と龍之介が家族として心を通わせるシーン、雅彦の引退実演販売シーンなど、今回も涙があふれるシーンの連続でした。

X(旧Twitter)では、「お母さんが亡くなってから抜け殻のような日々を仕事に打ち込んで何とか生きてきたお父さんを思うと、体が悲鳴あげても最後には目標200個売り切って『また買いに来ます』と言われる、こんな最高の終わりはない」「岸くんの『絶対幸せになれよ』で泣いて、龍ちゃんの瞳に『お父さんをよろしく』挨拶で泣いて、お父さんとカズマルのサシ飲みで泣いて、グラッツェ椎名の最後の実演販売で泣いて…泣きっぱなしの1時間」など、感動コメントが殺到しています。

第9話では、雅彦は葬儀場で働く瞳の親友・岸(深澤辰哉)に自身の葬式のプランを相談。一方、瞳は一馬とともに、雅彦の“死ぬまでにやりたいことリスト”に書かれた「タイムカプセルを開ける」をかなえるべく、雅彦の母校へと向かい――。瞳の結婚式と雅彦の葬式、それぞれの準備がどう進んでいくのでしょうか。感動のクライマックスに期待です。

『春になったら』あらすじバックナンバー

第7話
第6話
第5話
第4話
第3話

この記事の筆者:地子給 奈穂
編集・ライター歴17年。マンガ、小説、雑誌等の編集を経てフリーライターに転向後、グルメ、観光、ドラマレビューを中心に取材・執筆の傍ら、飲食企業のWeb戦略コンサルティングも行う。  

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