大掃除をやってはいけない日もある
1つ注意しておきたいのが、大掃除は「してはいけない日」もあるということです。
12月29日は「二重の苦」を連想させることから縁起が悪いとされています。
12月31日も、大みそかに大掃除をして正月飾りを飾るのは、葬儀と同じ一夜飾りであるということから縁起が悪く、歳神様に失礼だとされています。
また、12月30日は旧暦の大みそかにあたることから、31日同様、あまり良くないと考えられることもあるようです。
このことから、できれば12月28日までには大掃除を済ませておいたほうが良いといえるでしょう。
最後に大掃除を早めにスタートするメリットを3つご紹介します。
大掃除をなるべく早めにするメリット3つ
1. 時間と心にゆとりが持てる
早めに大掃除に取りかかることで時間と心にゆとりを持てるため、少しずつ計画的に進めることができます。
これにより、やり残して悔いが残るなど、波動の低い状態で新年を迎えるのを避けることができます。
2. 不用品の処分をしやすい
大掃除をしているとたくさんのゴミや不用品も出てきます。自治体によって異なりますが、12月31日~1月3日の間はゴミの収集がお休みの場合も少なくありません。
大量のゴミを捨てられずに家の中に残したまま新年を迎えることは、運気の低下につながります。捨て残しがないよう、大掃除はなるべく早めに済ませましょう。
また、不用品の処分を考えている人は、粗大ごみの受付が終了している場合もあるので、自治体のホームページでチェックしておきましょう。
ちなみに買取専門店などは、大掃除での需要を見越して買取に力を入れている場合もあります。捨てるにはもったいない不用品の処分を考えている人は、できればお店が混雑する年末の時期を避け、クリスマス前までには持って行くのがおすすめです。
3. 天候に影響される心配がない
窓掃除やガレージの片付け、カーテンや寝具などの大物の洗濯などは、天候に左右されやすい場所。晴れていて時間の余裕がある時に早めに進めておくことで、やり残し防止につながります。
忙しくても早めに大掃除することを念頭に置き、できるときに少しずつ進めるようにしましょう。スッキリとした状態で新年を迎え、歳神様と共にたくさんの金運や幸運を迎えてくださいね。
この記事の執筆者:木村 友奈 プロフィール
モンテッソーリ教育を行う幼稚園での教諭歴4年、保育士歴5年。出産後、フリーライターとして育児・教育・生活情報のほか、趣味の温泉、神社、パワースポットにまつわる記事を執筆。