このような場合、出品者はどうすればよいのでしょうか。「All About」フリマアプリ・ネットオークションガイドの川崎さちえが解説していきます。
(今回の質問)
メルカリで「いいね!」がたくさんついているのになかなか売れません。どうすればいいでしょうか?
(回答)
「いいね!」がついていても売れないのは、「いいね!」をつけるユーザーが「とりあえず」と考えていることが原因の1つ。価格を下げてアピールすると売れやすくなります。
以下で解説していきます。
「いいね!」がついても売れない大きな原因は価格
ユーザーがメルカリで「いいね!」をするのは、その商品が気になるからです。しかし、購入するかどうかは別の話。なぜなら、多くのユーザーは「とりあえず」で「いいね!」をするからです。「いいね!」をすると商品を一括で管理ができ、他の商品との比較がしやすくなるのです。あくまで「気になる」というレベルなので、購入に至らないことも少なくありません。
なにより、購入の大きな壁はやはり価格です。欲しいと思っても予算オーバーではすぐに購入することはないでしょう。購入につなげるには、販売価格を下げるのが有効な手段となってきます。
対処方法(1)限定セール機能
メルカリの「限定セール機能」は、「いいね!」をした人だけに特別な価格を提案できる機能です。期間は12時間、24時間、72時間のいずれかで設定が可能です。限定のセール価格になるので「いいね!」をした人の購入につながりやすくなるでしょう。
対処方法(2)販売価格を下げる
メルカリには、販売価格を下げると「いいね!」をした人に通知される仕組みがあります。対処方法(3)コメント欄を活用する
商品のコメント欄に出品者自身が、コメントを書き込むことで「いいね!」をした人にアピールすることもできます。しかし、これも値下げと同じで、「いいね!」した人が「お知らせ・機能設定」で「いいね! した商品へのコメント」を有効にしていないといけません。一方で、コメントは「いいね!」したユーザー以外でも見ることができるので、もしかしたら他のユーザーが「安くなっている!」と判断して購入するかもしれません。
「いいね!」がされても売れない場合には、出品者からアピールすることが有効です。あまりに値段を下げてしまうと売上金が減ってしまいますので、程よい値下げとコメント欄の活用がおすすめです。