格闘家の安保瑠輝也選手が11月20日、自身のX(旧Twitter)を更新。投稿内で、総合格闘技エンターテインメントイベントの「BreakingDown」の運営を担う、実業家の溝口勇児さんとの間に起きたトラブルについて明かしました。
「初めて言い合いになった」
19日に開催された「FIGHT CLUB」でYA-MAN選手に敗れた朝倉未来選手。同日のXで安保選手は「朝倉未来一気に興味なくなったわ てかYA-MANやるやん オープンフィンガーでおれとやろか」とポストしたことで、大炎上。「あなたの言葉、人間性疑うわ」「好きやったけど幻滅」「どんだけお世話になってるんだよ」など、批判が殺到する事態に。
このポストを受けてか20日、安保選手は「溝口さんから何度か電話かかってきてたから出たんやけど、初めて言い合いになった」と、明かしました。続けて、「さっき忙しい中、溝口さんとてる君がおれのところに来てくれた。最初はまた言い合いになったけど、伝えてくれたことは理解できた。確かにおれも未来さんや溝口さんの立場だったらつらいと素直に思った」と、告白。両者でこの話に決着はついたようです。
最後に、「感じたことや思ったことをその時の感情のまま発言するのは良くないなと思ったし、一つの発言で周りの人にまで迷惑かけてしまうことを理解した 格闘家として何も間違えた事は言ってないけど、人として恩や義理は大事だなと。今後はよく考えて発言します」と締めくくりました。
溝口氏、「瑠輝也も応援してあげてほしい」とポストも冷ややかな声
一方、溝口さんも同日Xで安保選手のポストを引用し、安保選手が朝倉選手に対する思いとして「絶対にいつか超えたい存在だということはずっと聞いてた。だからこそ複雑な感情から今回の言動に至ったのだと思う。でも一般の人にその気持ちが伝わらないのは当たり前。ただ、僕としては瑠輝也も応援してあげてほしい」と投稿。しかし、世間の反応はなかなか厳しい様子。
溝口さんのポストには、「無理です」「流石にどうなんって感じ」「それはそれほど単純ではない」など辛辣(しんらつ)なコメントや、「ブレイキングダウン毎回買ってますが安保が映るならもう二度と買いません」とペイ・パー・ビューの購入者と思える人の声も上がっています。
そんな溝口さん、23日にさいたまスーパーアリーナで開催される「BreakingDown第10回記念大会」の第8試合で、超10人ニキ神選手と対戦予定です。朝倉選手の体調を案じる声が飛び交う中でのメモリアルイベント。溝口さんの戦いぶりにも注目が集まりそうです。