そんな「なにわ男子」メンバーの魅力を、元テレビ局スタッフの筆者が1人ずつ紹介。今回は、俳優業も好調な西畑大吾さんをピックアップします。
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デビュー前にもかかわらず「朝ドラ」に異例の抜てき!
西畑さんは、なにわ男子を結成する前から、旧ジャニーズ事務所(現SMILE-UP.)において俳優として注目を集めました。2011年に事務所に入所すると、2014年1月にはNHK連続テレビ小説『ごちそうさん』へ出演。アイドルとしては異例の抜てきとなり、杏さんが演じた主人公「め以子」の次男である西門活男を担当します。西畑さんはテレビドラマ初出演で、その演技力に注目が集まりました。活男は天真らんまんで食いしん坊な愛されキャラクターで、料理人を目指して奮闘。西畑さんは、かわいらしいビジュアルで熱演し、魅力いっぱいに活男を演じ作品に彩りを与えました。
そんな活男ですが、最終的には海軍に入隊して不幸にも戦死することになります。最後まで賢明に生きた活男の姿を多くの人が想像し、ドラマでも屈指の感動的なシーンを西畑さんは作り上げています。
さらに、2016年には同じくNHK連続テレビ小説の『あさが来た』に出演。こちらでも繊細な演技を披露して、メジャーデビュー前から俳優としての評価が高まることになりました。
安定したパフォーマンスでグループをひっぱり続ける
若手俳優として注目を集める中、2018年には旧関西ジャニーズJr.(現関西ジュニア)内ユニットの「なにわ男子」のメンバーに選ばれます。その後、2021年にCDデビューして、全国的にその名前が知られることに。透き通るような歌声を聞かせ、ダンススキルも高い西畑さんは、グループでは多くの楽曲でセンターポジションを担当。なにわ男子では正式に「センター」を定義していないものの、ファンの間では「絶対的センター」と呼ばれパフォーマンスでグループを支え続けます。
ライブやイベントでは司会を務めることも多く、まとめ役として活躍。キラキラとした西畑さんの魅力は「なにわ男子」のコンセプトにピッタリで、グループになくてはならない存在として愛されています。