主演の神木隆之介さんをはじめ、豪華な俳優たちが出演しているNHK朝の連続テレビ小説『らんまん』が9月29日、ついに最終回を迎えます。
All About ニュース編集部は8月14日~9月19日、全国10~70代の266人を対象に『らんまん』に関する独自のアンケート調査を実施しました。今回はその中から、『らんまん』出演で演技がうまいと思う俳優ランキングを紹介します!
2位:松坂慶子(槙野タキ役)
2位には、「松坂慶子」さんがランクインしました。『らんまん』では、主人公・槙野万太郎の祖母である槙野タキを演じています。松坂さんは、児童合唱団に入るなどして幼少期から芸能活動し、映画『ある女子高校医の記録 続・妊娠』で本格的に俳優デビュー。
さまざまな作品に参加しますが、1979年に放送したドラマ『水中花』(TBS系)で主演を担当し大ブレークします。ドラマ主題歌の『愛の水中花』も担当し、楽曲は大ヒットを記録。映画『男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎』『蒲田行進曲』などヒット作に出演して、演技力の高さが認められ日本アカデミー賞で最優秀主演女優賞を獲得します。
『らんまん』で演じたタキは、これまで松坂さんがあまり演じなかった気の強い女性でしたが、ベテランならではの演技力で見事に表現しています。
回答者からは、「品格、厳しさ、強さ、年を重ねての弱さなど様々な姿を見せてもらいました。彼女の演技に何度涙したことか」(50代女性・青森県)、「観ていてとても気持ちの良い演技をしていると思います」(50代男性・東京都)、「おばあちゃんとしての孫を思う優しい気持ち、厳しくする気持ちが表情からだけでも感じ取れた」(40代女性・千葉県)などの意見が寄せられました。
1位:神木隆之介(槙野万太郎役)
1位には、「神木隆之介」さんがランクインしました。ドラマでは、主人公の万太郎を演じています。NHK朝の連続テレビ小説への出演は、『どんど晴れ』以来16年ぶりで今回が初主演。
そんな神木さんは、2歳の時に芸能界デビューしドラマやCMなどに参加。2005年には、映画『妖怪大戦争』で主演を担当し、日本アカデミー賞・新人俳優賞を受賞して天才子役と話題を集めます。
その後は映画でヒット作が多く、『桐島、部活やめるってよ』『バクマン。』『3月のライオン』など話題作に出演。演技の幅が広く、CMへの出演に加え、『千と千尋の神隠し』『借りぐらしのアリエッティ』『君の名は。』『天気の子』『すずめの戸締まり』と、多くの大ヒットアニメ作品で声優を担当しています。
『らんまん』では、青年期から晩年までその時々の万太郎の魅力をうまく表現。演技力の高さを見せつけた神木さんは、2023年11月3日に公開予定の映画『ゴジラ-1.0』で主演を務める予定。『らんまん』で夫婦を演じた浜辺美波さんがヒロイン役で、2人がどんなゴジラ作品を生み出すか注目です。
回答者からは、「元のキャラクターの特徴を良くつかんで演技をされている」(50代女性・東京都)、「あどけない青年期や色々悩むそう壮年期の、演じ方の違いが素晴らしかった」(30代女性・茨城県)、「植物を愛する学者を演じているが、植物を見るときの表情だったり演技が上手いと思った」(40代女性・東京都)などの意見が寄せられました。
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※回答者のコメントは原文ママです
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この記事の筆者:ゆるま 小林
長年にわたってテレビ局でバラエティ番組、情報番組などを制作。その後、フリーランスの編集・ライターに転身。芸能情報に精通し、週刊誌、ネットニュースでテレビや芸能人に関するコラムなどを執筆。編集プロダクション「ゆるま」を立ち上げる。