『クレヨンしんちゃん』の最新作は“現代社会の闇”がテーマ? 過去作の偉大さを痛感【ネタバレあり】

シリーズ初の3DCG化映画『しん次元!クレヨンしんちゃんTHE MOVIE 超能力大決戦〜とべとべ手巻き寿司〜』が8月4日に公開されました。第31作目となる人気シリーズの最新作レビューを紹介します。 ※サムネイル画像:※筆者撮影

『しん次元!クレヨンしんちゃんTHE MOVIE 超能力大決戦〜とべとべ手巻き寿司〜』
『しん次元!クレヨンしんちゃんTHE MOVIE 超能力大決戦〜とべとべ手巻き寿司〜』
※筆者撮影

『しん次元!クレヨンしんちゃんTHE MOVIE 超能力大決戦〜とべとべ手巻き寿司〜』が8月4日から公開されました。製作期間に7年を費やしたという、シリーズ初となる“全編3DCG化”の最新作です。「ついに映画『クレヨンしんちゃん』も3DCG化か……」、期待と不安が入り混じったような気持ちで予告映像を見ていた筆者にとっても、待望の公開でした。

テレビアニメ『クレヨンしんちゃん』(テレビ朝日系)が始まったのが1992年。1993年の映画『クレヨンしんちゃん アクション仮面VSハイグレ魔王』から、毎年欠かすことなく劇場版アニメが公開され、今作は31作品目。国民的アニメの新しい試みに、公開前から注目が集まりました。
 

製作に7年、初の3DCG化映画『クレヨンしんちゃん』公開!


アニメーションは、映画『STAND BY ME ドラえもん』『シン・ゴジラ』などを手掛けた映像制作プロダクション「白組」が担当。シリーズ初となる3DCG化されたアニメ映像は迫力があり、特に後半の戦闘シーンは見もの。2Dでは見られないような巨大化した敵の不気味さに、劇場内では思わず身をすくめる子どもの姿も見られました。

今作は、今までの映画『クレヨンしんちゃん』シリーズの要素を“ただ3DCG化した”作品、というわけではなく、ストーリー展開にも大きな変化が表れているのも特徴的。映画『モテキ』『バクマン。』などを手掛けた大根仁さんが監督・脚本を務めています。


>次のページ:ネタバレありレビュー! 今作は現代社会の闇がテーマ?
 
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