輝く未来、豊島新時代
過去の思い出だけではなく、未来のまちづくりプロジェクトを紹介するコーナーもあり、池袋周辺が今後どうなっていくのか、その概要が確認できる。
昭和レトロなグルメ&グッズも
昭和レトロなグルメとして、クリームソーダ、ナポリタン、旭川しょうゆラーメン、フルーツサンドなどを販売。懐かしい駄菓子や10円ゲーム機、雑貨の中古品、リバイバルアイテムも展示&販売している。どんな掘り出し物があるか、それは実際に出かけてのお楽しみだ。ほとんどの展示が写真撮影OKなのもうれしいポイントだ。猛暑の中、冷房の効いたデパートの中で思わぬ出会いにときめいてみよう。
「レトロ百貨展」公式サイト
取材協力=西武池袋本店、西武鉄道
この記事の筆者:野田隆
名古屋市生まれ。生家の近くを走っていた中央西線のSL「D51」を見て育ったことから、鉄道ファン歴が始まる。早稲田大学大学院修了後、高校で語学を教える傍ら、ヨーロッパの鉄道旅行を楽しみ、『ヨーロッパ鉄道と音楽の旅』(近代文芸社)を出版。その後、守備範囲を国内にも広げ、2010年3月で教員を退職。旅行作家として活躍中。近著に『シニア鉄道旅の魅力』『にっぽんの鉄道150年』(ともに平凡社新書)がある。