ディズニー&ピクサーの最新作『マイ・エレメント』が8月4日から公開されます。 火・水・土・風のエレメント(元素)たちが共に暮らす世界で、火のエレメントと水のエレメントという正反対な2人の出会いと冒険を描いた物語に期待が寄せられています。
All About編集部は、6月13日〜7月13日の期間、全国10〜70代の男女418人を対象に、「ピクサー作品&声優」に関する独自アンケート調査を実施しました。今回はその中から、“大人向け”だと思うピクサー作品ランキングを紹介します。
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第2位:『リメンバー・ミー』
第2位は、『リメンバー・ミー』。ミュージシャンを夢見る少年のミゲルが“死者の国”に迷い込み、家族の秘密を探る冒険ファンタジー。メキシコの伝統的なお祭り「死者の日」を題材にした、美しくカラフルな街並みも目を引きます。回答者からは、「子ども向けに作られている中の真意が大人になった人に伝わると思う(24歳女性)」「先祖とか、死後の世界とか大人になって考えることが増えるテーマだから(53歳女性)」「家族の大切さを見直す機会になったから(47歳女性)」など、本作が“家族に会いたくなる”映画として話題になったように、大人になってから改めて感銘を受けるシーンが多いといった声もありました。
第1位:『カールじいさんの空飛ぶ家』
第1位は、『カールじいさんの空飛ぶ家』でした。主人公は、妻に先立たれ、1人で暮らす78歳の“カールじいさん”。思い出の詰まった自宅に無数の風船を結びつけ、妻との約束を果たすため、南米の“パラダイスの滝”へ旅立ちます。空飛ぶ家に偶然居合わせた少年・ラッセル、南米で出会う犬・ダグとの冒険物語です。回答者からは、「伴侶を亡くした切なさもあり泣けるので(52歳女性)」「人生を感じる作品です。誰でも老いていくことはさみしいですが、夢もあるストーリーでもあります(54歳女性)」「1人でどのように生きていくかを考えさせられる映画だと思うから。今後、カールじいさんのような高齢者が増えてくるから大人が見るとハマると思う(30歳女性)」など、現実に近い内容と冒頭からの哀愁漂うシーンに「老後を考えた(41歳女性)」との声もありました。
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この記事の筆者:福島 ゆき プロフィール
アニメや漫画のレビュー、エンタメトピックスなどを中心に、オールジャンルで執筆中のライター。時々、店舗取材などのリポート記事も担当。All AboutおよびAll About NEWSでのライター歴は5年。