『VIVANT』第2話 判明したVIVANTの意味とは? “乃木”堺雅人の謎行動も相まって考察過熱!

7月23日に放送されたドラマ『VIVANT』(TBS系)第2話のストーリーをおさらいしつつ、今後の見どころに迫ります(画像出典:『VIVANT』公式サイト)。

堺雅人さん、阿部寛さん、二階堂ふみさんが共演するドラマ『VIVANT』(TBS系)。7月23日に放送された第2話のストーリーをおさらいしつつ、SNSで話題のコメントとともに今後の見どころを紹介します。

 

VIVANT
画像出典:TBS系『VIVNAT』公式サイト

 

第2話のあらすじ

公安の刑事・野崎(阿部寛)の助けで現地警察の追跡から逃れ、無事日本大使館へとたどり着いた乃木(堺雅人)と薫(二階堂ふみ)。乃木は誤送金された130億円を取り返すべく、野崎と共同戦線を張ります。まずは日本へ帰国するため、駐バルカ共和国・日本大使の西岡英子(檀れい)に協力を仰ぎ、国家機密の地下トンネルを使って逃亡することに。
 

しかしトンネルの出口には地元警察のチンギス(Barslkhagva Batbold)らが待ち構えており、西岡の裏切りを知る一同。野崎の相棒・ドラム(富栄ドラム)の助けを借り、モンゴルへの国境を越える計画に切り替えます。その間、残してきたジャミーン(Nandin-Erdene Khongorzul)の様子を見に村へ寄ると言い張る薫。すると、ジャミーンは極度の脱水症状で危険な状態にありました。
 

薫は爆発で亡くなったジャミーンの父・アディエル(Tsaschikher Khatanzorig)との結婚が決まっており、難病を抱えたジャミーンを日本へ連れて行き手術する予定もありました。ジャミーンを助けるために残るという薫。自分の命の恩人でもあるジャミーンを助けたい乃木も野崎を説得し、一同は近くの洞窟に身を隠しながら処置を施すことに。
 

ジャミーンが無事意識を取り戻し安堵(あんど)する一同。しかしその間に地元警察は全域の国境警備を強化。バルカ共和国から脱出できる唯一の方法は、バルカの人々から「死の砂漠」と恐れられるアド砂漠をラクダに乗って越えること。野崎から過酷な旅になると聞かされ、まともに話ができる最後の時間だと切り出す薫。野崎が気にしていた言葉「VIVANT」が日本語で「別班」である可能性が浮上していた話題に切り込みます。
 

野崎によると「別班」とは自衛隊の影の諜報(ちょうほう)部隊。政府非公認で民間人に紛れ国内外で諜報(ちょうほう)活動をしており、日本が狙われた本格的な国際テロを未然に防いでいるといいます。そんな別班に乃木が間違われたと笑い合う乃木と薫。野崎は乃木を徹底的に調べさせたところ、怪しいところは一つもなかったと言って笑いに華を添えます。そうして一同は過酷な砂漠の旅へと突き進むのでした。

 

VIVANT
画像出典:TBS系『VIVNAT』公式サイト

 

乃木の謎とVIVANT=別班との関わりとは? ネットで考察が過熱

2話目にして明かされた「VIVANT」すなわち「別班」の存在。一方で、CIAに友人がおり、子どもの頃テロ組織に誘拐された経験で悪夢を見ている様子を見せたり、もう1人の自分と会話をしたり、一瞬まったく正反対の厳しく激しい性格を垣間見せたりなど、不可解な行動をとる乃木自身の謎が深まる展開に。
 

Twitterでは「仮に『別班』がMI6やKGBみたいな諜報機関であったとしても、そこに見つかったからって自爆はしないでしょ」「誰を信用するか判断難しすぎ問題」「野崎の仲間が乃木の過去を調べて『経歴に怪しいところは一つもなかった』ということは乃木の経歴が偽装されていることは確定」「乃木さんはジャミーンに過去の自分を重ねている部分あるのかな」「乃木さんの別人格も気になる」「あちこちフラグが立ってきた感じ。乃木の両親、そして職場の同僚の中にも別班がいそう」などのコメントが寄せられています。
 

過酷な砂漠の旅の途中、薫がラクダの上から消えたことに気付かず進んでいく一行。薫、乃木、野崎の運命やいかに? そしていよいよ舞台は日本へ。謎が深まる壮大な物語がどう展開していくのか、また、豪華キャスト陣の登場にも期待が膨らみます。
 

『VIVANT』第3話 7月30日放送予告

 

この記事の筆者:地子給 奈穂
編集・ライター歴17年。マンガ、小説、雑誌等の編集を経てフリーライターに転向後、グルメ、観光、ドラマレビューを中心に取材・執筆の傍ら、飲食企業のWeb戦略コンサルティングも行う。  

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