「大学くらい出ておいた方が…」年収120万円、サービス業に従事する58歳男性が人生で後悔していること

All About編集部は、55歳以上の人を対象に「若いうちにやっておけばよかったこと」に関するアンケート調査を実施。20〜40代で後悔していることや、現役時代および現在の仕事の内容、貯金額などについて聞きました。今回は、北海道在住・58歳男性のエピソードを紹介します。


誰にでも、人生の中で「後悔していること」があります。「仕事をもっと頑張っておけばよかった」と感じる人がいる一方で、「あんなに仕事を頑張らず、家族と一緒にいる時間を増やせばよかった」と悔やんでいる人もいるはずです。

All About編集部は、2023年5月29日〜6月12日の期間、55歳以上の人を対象に「若いうちにやっておけばよかったと思うこと」についてアンケート調査を実施。20〜40代で後悔していることや、現役時代および現在の仕事の内容、貯金額などについて聞きました。

今回は、北海道在住・58歳男性のエピソードを紹介します。
 

回答者のプロフィール&仕事の状況

回答者本人:58歳男性
属性(婚姻歴など):既婚、子どもなし
雇用形態:自営業
職種:サービス業
現在の年収:1カ月税込10万円で年額120万円に固定
現在の総貯金額:1800万円

具体的な仕事内容については「便利屋業的な仕事です。主に高齢者の在宅を支援するために服薬の確認から通院の付き添いと送迎、認知症の利用者様のデイサービスへの声掛けや送り出しなどをご家族様に代わって行っています」と回答しました。
 

大学中退を後悔。20代後半の大失恋の一因にも……

若いうちにやっておけばよかったと感じていることは、「大学を中退してしまったので、大学くらいは出ておいた方が後々の人生で有利になると過去の自分に言ってあげたいです」と話しました。

一方、若いうちに頑張っていたけど、やらなくてよかったなと感じることは「恋愛」とのことで、「頑張ったけれども結婚まで至らず、同じ職場の正職員の男性のもとへ行ってしまいました。その次の次くらいの職場で中学校の同級生と再会し40代で結婚できたので、無欲が一番と過去の自分に教えてあげたいです」と続けました。

20〜30代で後悔していることは、やはり「大学を辞めてしまったこと」と明かし、「その後世間はバブル経済に突入し好景気となり、自分のもとにもまあまあ仕事は来ましたが、“好景気”の恩恵にあずかれたとは言い切れません。また、そのことが20代後半で先に述べました失恋を迎えることとなる布石となってしまったと後悔しています」と後悔の念を語ってくれました。
 

自営業の会社で友人が横領。近しい人の裏切りも乗り越えて

また、40代で後悔していることは、「信頼していた友人を会社に迎え入れ、楽しく働いていたのも束の間、横領されて逃げられてしまいました」と苦い経験を明かしました。

そんな回答者にこれから新しく始めたいことを聞くと、「51歳でギター、55歳でピアノを少し弾き始めました。また、亡くなった義理の父のために般若心経を暗記し朝晩唱えるようになりました。細かいことですが56歳で正しい箸の持ち方に矯正することができました」と、50歳を過ぎてから新しく始めたことを語ってくれました。

さらに、これからの人生でやっておきたいことを聞くと、「英語を話せるようになりたいです。また、字幕なしで洋画が見れるようにもなりたいです」と今後の目標を語ってくれました。失恋に裏切りなど、数々の経験を乗り越えてきた回答者だからこその意欲的なコメントのように感じますね。


※回答者のコメントは原文ママです

この記事の筆者:福島 ゆき プロフィール
アニメや漫画のレビュー、エンタメトピックスなどを中心に、オールジャンルで執筆中のライター。時々、店舗取材などのリポート記事も担当。All AboutおよびAll About NEWSでのライター歴は5年。

 
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