57歳男性、金融事務、総貯金額100万円。若いうちに「資産形成をやっておくべきだった」と後悔する理由

57歳男性が「若いうちにやっておけばよかった」と後悔すること、反対に「頑張っていたけど、やらなくてもよかったな」と後悔していることとは? All About編集部の調査から、20~40代で後悔していること、現役時代および現在の仕事の内容、貯金額などについて聞きました。


All About編集部は、2023年5月29日~6月12日の期間、55歳以上の人を対象に「若いうちにやっておけばよかったと思うこと」についてアンケート調査を実施。20~40代で後悔していることや、現役時代および現在の仕事の内容、貯金額などについて聞きました。

今回は、大阪府在住・57歳男性のエピソードを紹介します。
 

回答者のプロフィール&仕事の状況

回答者本人:57歳男性
属性(婚姻歴など):既婚、子どもあり
雇用形態:正社員
職種:金融業界の事務職(管理職)
現在の年収:920万円
現在の総貯金額:100万円

仕事の具体的な内容については「お客様から寄せられる各種問い合わせや住所変更等を受け付ける部署で、検印や部下の指導などの管理職の仕事をしています」と回答しました。
 

若いうちに「資産形成」をやっておけばよかった

回答者が若いうちにやっておけばよかった……と後悔していることは「資産形成」だそうで、「わかりやすく言えば貯金をしっかりやっておくべきだったと思います」と続けました。

一方で、若いうちにやらなくてもよかったなと感じていることを聞くと「ちょっとでも安いものを買うように心がけていましたが、今のなってはちゃんと貯金しておけば、そんなのあんまり気にする必要は無かったと思ってます」と話しました。
 

20~30代でパチンコに打ち込んでしまい……

年代ごとに後悔していることを聞くと、20~30代では「ギャンブル、特にパチンコにハマっていたことは後悔しています」と話し、「トータルでは相当なお金を注ぎ込んでいます。やめておけば良かったと思ってます」と明かしました。

40代で後悔しているのは「仕事で頑張りすぎて、時には役員と意見がぶつかることがあり、正義感から押し通すことが多かった」こと。「長い物には巻かれろの割り切った気持ちで、言われたままやっておけば、もっと出世していたのではないかと思ってます」と話しました。

さらに、人生でこれだけはやっておきたいと思うことは何かを聞くと「子供の大学の奨学金を返済してやることと、嫁の希望している家のリフォームをやってあげることです」と告白。家族のために働いてきた回答者ですが、これからの人生も子どもや妻のために尽くしたいと感じているようです。


※回答者のコメントは原文ママです

 
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