ヤマダイ(本社:茨城県結城郡)はカップ麺「ニュータッチ 凄麺(すごめん) 横浜発祥サンマー麺」をリニューアルし、2023年6月26日より発売。横浜市内のスーパーで入手できたので、リニューアル前後で何が変わったのか、食べ比べてみました(画像は筆者撮影)。
ヤマダイの凄麺とは
凄麺は、ラーメン専門店に負けない本物の食感を自宅で味わってもらうことを目指し、ヤマダイ独自の製法(特許製法)により作られた油で揚げないノンフライ麺のブランドです。良質な小麦粉を中心としたシンプルな素材で、生麺のようなツルツル・モチモチの食感を再現しています。
ちなみに、新横浜ラーメン博物館に2023年4月にオープンした「ラー博スゴメンラボ」に麺、スープ、レトルトなどの一部具材を提供しており、人気を博しています。
同社では「凄麺 ご当地シリーズ」として全25種類のカップ麺を展開しており、その1つが「横浜発祥サンマー麺」。「かながわサンマー麺の会」推奨品となっています。
そもそも横浜発祥の「サンマー麺」って?
サンマー麺は、秋刀魚(サンマ)をのせたラーメンではありません。
かながわサンマー麺の会の公式Webサイトでは、サンマー麺は漢字で「生馬麺」と書き、生(サン)は「新鮮でしゃきしゃきした」、馬(マー)は「上に載せる」という意味があります。つまり新鮮な野菜や肉をサッと炒めてしゃきしゃき感のある具を麺の上に載せることから名付けられたと、解説しています。
第二次世界大戦後、横浜市中区の中華料理店で調理人達のまかない料理だったとろみを付けた肉そばが、現在のサンマー麺の原形になったといわれています。その後、横浜を中心とする神奈川県のご当地ラーメンとしてサンマー麺が定着していったそうです。
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