【ラー博】「らぁ麵 むらまさ」約13年ぶりに復活! 佐野実氏渾身の「玄界灘塩らぁ麺」、その味は……

新横浜ラーメン博物館の「あの銘店をもう一度“銘店シリーズ”」第18弾として、佐賀・唐津「らぁ麺 むらまさ」が6月27~7月17日まで出店。佐野実さん最後のプロデュース店がラー博に復活します。

唐津の幸、恵が詰まった「玄界灘塩らぁ麺」

玄界灘塩らぁ麺
玄界灘塩らぁ麺

「玄界灘塩らぁ麺」のスープは「和豚もちぶた」をメインとした動物系スープと、アゴ(=トビウオ)やエソ、昆布などの魚介系をブレンドしたもの。弱火でじっくり煮込み、あっさりとしていながら素材の持つコクを引き出したスープです。

「和豚もちぶた」をメインとした動物系スープと魚介系をブレンド
「和豚もちぶた」をメインとした動物系スープと魚介系をブレンド

塩ダレはメイン食材「一の塩」のほか、剣先イカなどの魚介エキス、唐津屋の天然だしなどを使用。

佐賀県産国産小麦「ニシノカオリ」 を配合した中細ストレート麺
佐賀県産国産小麦「ニシノカオリ」 を配合した中細ストレート麺

麺は中細(番手22番)のストレート。佐賀県産国産小麦「ニシノカオリ」 を配合した「春風」に、支那そばや御用達粉をブレンド。香り・うまみ・コシ・しなやかさが同居しています。

具材は「和豚もちぶた」を使った肩ロースのチャーシュー、穂先メンマ、そして唐津産の中ネギ。スープを邪魔しないようにあえてシンプルな盛り付けとなっています。

上記の食材は2009年のもの。今回の出店時には、変更となる場合もありますのでご了承ください。

「らぁ麺むらまさ」の塩ラーメンが味わえるのは、約13年ぶり。ラー博ファンの筆者は当時、「唐津の町が1杯に凝縮された、佐野氏渾身のラーメン」と絶賛していました。サイドメニュー「魚ロッケ(ぎょろっけ)」と合わせて、味わってみたいと思います。

「あの銘店をもう一度」情報

期間:2022年7月1日~約2年間(銘店シリーズ各店約3週間/94年組シリーズ各店約3カ月)
場所:新横浜ラーメン博物館
期間中出店数:約40店舗(現店舗除く)
“94年組”第2弾:環七「野方ホープ1994」2023年3月2日~7月17日
第18弾:佐賀・唐津「らぁ麺 むらまさ」6月27日~7月17日
第19弾:京都「新福菜館」7月18日~8月7日
第20弾:アメリカ・NY「YUJI RAMEN」8月8日~28日


>最初から読む


この記事の執筆者:田辺 紫 プロフィール
神奈川県在住コピーライター。2001年2月より総合情報サイト「All About」で横浜ガイドを務める。2009年4月、第3回かながわ検定 横浜ライセンス1級取得。
 

Lineで送る Facebookでシェア
はてなブックマークに追加

編集部が選ぶおすすめ記事

注目の連載

  • 意外と知らないグルメのひみつ

    日本のにんにくは中国産が9割。「国産にんにく」と「中国産にんにく」の違いとは? 3つの産地で比較

  • ヒナタカの雑食系映画論

    都知事選を想起させる? 映画『もしも徳川家康が総理大臣になったら』の「大真面目な面白さ」を解説

  • 植草美幸の恋愛・結婚相談ー編集部選ー

    「彼氏と結婚したい!」25歳女性、「結婚なんかしなくていい」と言う気難しい父親の悩み相談

  • ここがヘンだよ、ニッポン企業

    性加害疑惑・伊東純也選手のプーマ広告が復活 「告発女性を逆に訴える」という対応はアリだったのか?