『合理的にあり得ない』第9話 “涼子”天海祐希を陥れた黒幕は“貴山”松下洸平⁉ 急展開に悲鳴殺到

6月12日に放送されたドラマ『合理的にあり得ない～探偵・上水流涼子の解明～』（カンテレ・フジテレビ系）第9話のストーリーをおさらいしつつ、今後の見どころに迫ります（画像出典：『合理的にあり得ない～探偵・上水流涼子の解明～』公式サイト）。

2023.06.13

天海祐希さん、松下洸平さんが共演するドラマ『合理的にあり得ない～探偵・上水流涼子の解明～』（カンテレ・フジテレビ系）。6月12日に放送された第9話のストーリーをおさらいしつつ、SNSで話題のコメントとともに今後の見どころを紹介します。

第9話のあらすじ

弁護士資格をはく奪される原因となった障害事件について、当時の記憶を呼び戻したい涼子（天海祐希）は、ボコボコに殴り倒した相手・椎名保（野間口徹）に謝罪すべく、下町の工場を訪問。しかし何度訪ねても椎名は会ってくれず、息子の孝（本田響矢）に追い返されるばかり。

そんなある日、澤本香奈江（入山法子）という女性が、10歳の息子・直人の親権を元夫で整形外科医の安生健吾（高橋光臣）から取り戻したいと依頼に現れます。香奈江の話では安生には離婚前から女性の影があったといい、真相を突き止めるために久美（白石聖）が患者に扮して潜入。早々にうそが見破られる一方、安生が高圧的でモラハラな物言いをする人物であることが分かります。

久美は父・諫間慶介（仲村トオル）に厳しく育てられた自身と直人を重ねて肩入れするも、前のめりな行動は失敗続きで涼子から謹慎を言い渡されます。涼子と貴山（松下洸平）は調査を続行。直人はほぼ毎日、学習塾や習い事を入れており、安生の教育虐待疑惑が浮上。一方、香奈江から男物の香水のにおいを嗅ぎ取り「なんかにおうな」と涼子。

調べると香奈江はホスト崩れの男と交際しており、親権を取り戻すのは直人が相続する安生の財産目的。さらに安生と直人に血のつながりはないことが判明。高圧的で教育虐待する父親と、子どもを金づるとして利用しようとするホスト狂いの母親、どちらが幸せなのだろうかと貴山。親権を取り戻すまでが依頼、その後は家族が決めることだと涼子。安生に血縁関係がないことを告げる作戦に出ます。

しかし安生は事実を全て知った上で、直人を息子として大切に思い、何があっても守ると決めていました。涼子は香奈江を呼び出し依頼解決の断念を告げると、さらに交際相手の男が別の女とも交際しており、金を入手したら香奈江を消す計画を立てていたことを暴露。子どもを金づるとして利用するなど「親子的にあり得ない」と一喝するのでした。

涼子が抱える傷害事件の真相がついに明らかに？

ラストシーンでは、涼子宛てに差出人不明のメッセージが。添付動画には、涼子が「3776」という数字を聞くと怒りが沸き上がる催眠術をかけられている様子が映されていました。さらに、裏社会の住人・有田浩次（中川大輔）から「氷川が戻ってきたらしい。のぶりんのこと探してた」と聞いていた貴山に、氷川（阿部亮平）が接触。貴山とまた一緒に仕事をしようと持ちかけた氷川は、涼子のことを「あのお姉さん」と呼び、「お前のやった過去は一生消せない」と涼子の事件とのつながりを示唆。

Twitterでは「関係ないって言ってー（泣）」「催眠術かけてたの貴山なのか⁉ 声が完全に松下洸平ぽかったけど…」「白衣来てたの貴山さん？声変えてたけど話し方が…」「ここに来て急展開すぎる！」「のぶりーん（涙）消せない過去があったとしても、あなたの未来は明るいと信じてる！」などのコメントが飛び交っています。

催眠術をかけられる映像の中の言葉で、涼子の脳裏には椎名を殴った日の記憶が蘇ります。真実にたどり着くため、涼子が訪れたある人物とは――。一方、貴山はかつての仲間である氷川を真っ向から拒否するも、氷川は交換条件をつけて仕事を手伝うよう脅しをかけてきます。涼子の起こした傷害事件の真相がついに明かされるのか、そして貴山はいったいどう関わっているのか。まだ隠されていた貴山の秘密の過去にも注目です。