「メルカード」が発行から半年で100万枚突破! ヘビーユーザーが期待する次の一手とは

メルカリのクレジットカード「メルカード」が、発行開始から半年で100万枚を突破しました。初期から利用しているユーザーが、メルカードの魅力や今後期待することをまとめました。

カードの支払いにメルカリの売上金やポイントが使える

メルカード利用者の約3人に1人が、メルカードの支払いに売上金を利用

メルカードは、利用した金額の支払いにメルカリの売上金やポイントが使える点も大きな特徴です。通常のクレジットカードでは、登録した金融機関の口座から引き落とされ、金額が大きいと、何だかガッカリしてしまうのは筆者だけでしょうか。メルカードは不用品を売ったお金を支払いに使えますから、支払いにおける心の揺れのようなものが軽減されます。
 

メルカリの発表によると、メルカード利用者の約3人に1人が、メルカードの支払いにメルカリの売上金を利用しています。ちなみに筆者は、一度にある程度のまとまった金額が引き落とされるのが嫌なので、金額が大きいものから先に支払っています。
 

例えば、スーパーで3000円、コンビニで500円を使ったら、3000円の支払いに売上金を優先的に使っていくのです。気持ちの問題でしょうけれど、このようなやり方もあります。

メルカードで支払いをしている人の約4割は、売上金の方が支払い金額よりも高い

また、メルカードで支払いをしている人の約4割は、売上金の方が支払い金額よりも高くなっているそうです。売上金のことを考えつつ、メルカードを上手に使っていることが分かります。売上金を上限にすることで、使いすぎを防ぐ効果があるのかもしれません。
 

メルカードを持つことで何が変わるのか?

メルカードの支払いにはメルカリでの売上金が使え、実際に使っているユーザーもたくさんいます。これが何を意味するのかというと、ほしいものをメルカードで買うために不用品を売る行動が生まれるということです。
 

これまでも他のクレジットカードで買った分を、不用品を売ったお金で賄おうという考えはあったかもしれませんが、実際にそれをするには売上金を現金にする必要がありました。でもメルカードならば、その手続きが必要ありません。振込申請が不要なので、手数料200円もかからないのです。
 

また金融機関から決まった日に引き落とされる金額を見ると、ため息が出てしまう場合もあるかもしれません。使ったのは自分なので仕方ないですが、やっぱり残高が減るのは嫌なもの。でも売上金を使うことで、引き落とされる金額を減らせる、あるいは売上金だけでカバーできるとなったら、気持ちが楽になるのです。
 

「売上金でカバーするために不用品を売ろう!」。そういった考えでメルカリに取り組む人も増えてくるような気がします。この循環を作ることがメルカリの狙いでもあるのですが、誰も損をしないのですから、流れに乗ってしまうのもアリではないでしょうか。
 

「売上金で『つみたてNISA』」に期待したい

メルカードを半年以上利用している筆者としては、今後は売上金を使った投資にも力を入れてほしいと考えています。現在はメルカリのアプリ上でビットコインの取引ができますが、「つみたてNISA」ができるなど、投資の幅が広がることを期待しています。
 

「売上金を使う」から「売上金を増やす」という流れができると、投資の資金をメルカリで作ろうという流れもできるかもしれません。
 

メルカリをどの切り口で利用するかは人それぞれですが、目的を持って取り組むとさらにメルカリが楽しくなるのではないかと思います。

 

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