Twitterアカウントが凍結されたらどうする? 解除方法や異議申し立てをするやり方

Twitterユーザーが直面する問題の1つがアカウントの凍結です。凍結のタイプや理由はさまざまですが、場合によっては凍結は解除することができます。この記事ではアカウント凍結に直面した場合の解除方法や異議申し立ての方法について解説します。

Twitterのアカウントが凍結されたらどうする?(画像はイメージ)

Twitterではたびたび、運営側によって大量のアカウントが凍結される「凍結祭り」が行われることがあります。2023年2月にも日本で凍結祭りが行われたとして、Twitter上で話題となりました。
 

そもそもTwitterアカウントの凍結とはどのような状態なのでしょうか。アカウント凍結に直面した場合の解除方法や異議申し立ての方法も含めて解説します。
 

<目次>
Twitterのアカウント凍結とは?
Twitterアカウントが凍結される原因
Twitterアカウントの凍結を解除する方法
異議申し立てをする方法
問題解決フォームの記入例
異議申し立てを複数行う必要がある場合も
 

Twitterのアカウント凍結とは?

アカウント凍結とは、Twitterが規定したルールに違反しているユーザーに下される処置です。通常では、いきなりアカウントを凍結されることはあまりなく、「警告(アカウントのロック)」「凍結」「永久凍結」といった段階があります。
 

■警告(アカウントのロック)とは
アカウントをロックされると、ユーザーは自身のアカウントにログインできなくなります。ログインをしようとすると、「このアカウントはロックされています」と表示され、ツイート、いいね、フォロー、リツイート(RT)を行うことはできません。
 

また、フォロー数、フォロワー数がゼロになり(解除されれば元に戻る)、他のユーザーから検索ができなくなり、これまでのツイートも閲覧できなくなります。
 

規約違反に対する処置としては軽いものであり、ほとんどの場合では、パスワード変更、メールアドレスや電話番号などでの本人確認や、規約違反のツイート削除、または異議申し立てによって解除されます。
 

■凍結
警告(アカウントのロック)を放置していると、次の処置としてアカウントが凍結されます。凍結されるとログインができるようになり、「アカウントは凍結されています」と表示されます。
 

ロックと同様にツイート、いいね、フォロー、リツイート(RT)を行うことはできず、フォロー数、フォロワー数がゼロになり(解除されれば元に戻る)、他のユーザーから検索ができなくなり、これまでのツイートも閲覧できなくなります。基本的に異議申し立てによってしか解除できませんが、本人確認によって解除されるケースもあります。
 

■永久凍結
永久凍結は、重大な違反行為があった場合や、繰り返しの違反があった場合に適用される最も厳しい処置です。
 

永久凍結されると、「ご利用のアカウントは永久凍結されています」と表示され、アカウントは復元することができず、そのアカウントに関連する情報やツイートも完全に失われます。しかし、永久凍結であっても異議申し立てによって解除できる場合があります。
 

こうしたTwitterの凍結処置や解除基準については曖昧(あいまい)なところがあり、利用方法によってはルール違反をしていなくてもスパム行為などと判断され、ロック/凍結される場合があるようです。
 

Twitterアカウントが凍結される原因

Twitterアカウントが凍結される主な原因として以下のようなものがあります。
 

・不正行為
スパム行為、自動化ツールの使用、不正なフォロー/フォロワーの獲得など、不正な活動を行った場合にアカウントが凍結されることがあります。
 

・セキュリティが危険な状態にあるアカウント
アカウントが乗っ取られたりハッキングされたりした疑いがある場合、乗っ取りによる悪質な行為のリスクを軽減するために、アカウントのセキュリティが確保されるまでの間、アカウントが凍結される場合があります。
 

・迷惑行為
他のユーザーに対する嫌がらせ、脅迫、プライバシー侵害、ヘイトスピーチなどの迷惑行為を行った場合にアカウントが凍結されることがあります。
 

・著作権侵害
著作権を侵害するコンテンツ(画像、動画、音声など)を投稿した場合にアカウントが凍結されることがあります。
 

・不適切なコンテンツ
児童ポルノ、暴力的なコンテンツ、自傷行為の助長など、不適切なコンテンツを投稿した場合にアカウントが凍結されることがあります。
 

・生年月日が13歳未満として設定
規約では、Twitterのアカウントを取得できるのは13歳以上となっています。
 

Twitterアカウントの凍結を解除する方法

Twitterアカウント凍結の解除方法は、自分で解除できる場合とTwitter社に対して異議申し立てを行う場合の2つのパターンがあります。
 

セキュリティが危険な状態にあるアカウントであるとTwitterによって判断され、アカウントが凍結された場合は本人確認を行うことによって凍結を解除することができます。電話番号またはメールで認証を行うことができます。
 

電話番号で認証を行う方法は以下の通りです。
 

1. アカウントにログインする
2. アカウントが凍結されていることを知らせるメッセージを探す
3. [開始]を選択する
4. 電話番号を入力する
5. 認証コードがショートメールで送られるか、電話の音声で通知される
6. 認証コードを入力し、[送信]を選択する
 

メールで認証を行う方法は以下の通りです。
 

1. アカウントにログインする
2. アカウントを認証するように通知するメッセージを探す
3. [開始]を選択する
4. 次の画面で[メールを送信]を選択して認証プロセスを開始する
5. 受信トレイに、認証コードが記載されたTwitterからのメールが届く
6. 認証コードを入力し、[認証する]を選択する
 

上記の手順でアカウントの凍結を解除できない場合には、以下の方法を試してみましょう。
 

異議申し立てをする方法

Twitterアカウントが凍結された場合、以下の方法で異議申し立てができます。
 

1. ログイン
Twitterにアクセスし、自分のアカウントにログインします。
 

2. 凍結通知の確認
アカウントが凍結された場合、通知やメールでその旨が通知されることがあります。まずは凍結通知を確認し、凍結の理由や期間などについて把握します。
 

3. 「アカウントの凍結」ページへアクセス
Twitterの公式サポートページにアクセスし、「アカウントの凍結」ページに移動します。
 

4. 問題解決フォームを記入
「アカウントの凍結」ページには、問題解決フォームが用意されています。このフォームに必要事項を記入し、凍結の解除や異議申し立ての要求を行います。
 

5. 送信
入力や提供した情報を確認し、フォームを送信します。Twitterのサポートチームが対応し、申し立て内容を検討します。
 

申し立てを行うと以下のような内容のメッセージが届きます。
 

ご利用ありがとうございます。

お客様のアカウントに関する異議申し立てを受け取りました。このメッセージに返信し、このメールアドレスが使用可能なことを確認してください。いただいた情報を確認次第、ご連絡します。

通常は、Twitterルール(https://twitter.com/rules)または利用規約(https://twitter.com/tos)への違反があった場合にアカウントを凍結します。さらに、Twitterルールへの違反が繰り返されると永久凍結となることがあります。

よろしくお願いします。

Twitterサポートチーム

実際のメッセージ

このメッセージに「メールアドレスが使用可能であること」を返信して、異議申し立ては完了です。
 

問題解決フォームの記入例

以下は異議申し立ての問題解決フォームの例文です。実際のフォームでは、詳細な情報や具体的な理由に基づいた記述が求められることがありますので、必要な情報を追加してください。
 

件名: アカウント凍結の異議申し立て

担当者の方へ、

私のTwitterアカウントが凍結された旨の通知を受け取りました。この件について異議申し立てを行いたいと思います。
 
アカウント名:[ここにアカウント名を入力する]
凍結日時:[ここに凍結された日時を入力する]
凍結の理由:[ここに通知された凍結の理由を具体的に記述する]

私は上記の凍結について異議を申し立てます。以下にその理由を説明します。

[ここに異議申し立ての理由や根拠を具体的に説明する。例えば、凍結の理由についての誤解や不当な判断がある場合は具体的な説明や証拠を提供する]

また、私はTwitterの利用規約に違反していないことを断言し、アカウントの正当性を主張します。

お手数をおかけしますが、上記の異議申し立てについてご検討いただけますようお願いいたします。

よろしくお願いいたします。

[名前]
[連絡先情報:メールアドレスや電話番号など]

凍結理由に関して「自身でも原因が分からない」「Twitter側の手違いと思われる」場合もあり得ます。その場合はその旨を記載しましょう。
 

異議申し立てを複数行う必要がある場合も

異議申し立てを行っても、すぐに凍結解除とはならない場合があります。異議申し立てに対するTwitterの対応は自動的なものではなく「人力」で行われます。そのため、異議申し立てが1回目で失敗しても、2回目で成功したケースがあります。
 

また、同じアカウントでも問題の詳細の文章を変えただけで解除されたケースもあるようです。異議申し立ては何度行ってもよいので、諦めずに再チャレンジすることをおすすめします。


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